るに

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5/22/2025, 3:26:48 PM

ずーんと気分が沈む木曜日。
あと1日で土日が待っているというのに
遠くて遅くて眠くて
何にも手が付けられない。
多分私は
大きな壁に当たった時、
壊すのでも
登るのでもなく
ピッタリとくっついて
石みたいな冷たい壁だー、と
よくわからないことを言うんだと思う。
瞬きすると外は暗くなる。
お得意の時間移動、別名、
睡眠をしたのだ。
とぼとぼ冷蔵庫まで歩き
ミルクティーをとって飲む。
毎日の終わりの楽しみが
ジュースを飲むことだけというのが
なんとも言えない。
身体は鉛みたいに重くて
鉛がどのくらいかは正確にわからないけど…、
ベッドに寝そべるだけで
溺れてしまいそうだった。
お気に入りの曲ばかり集めたプレイリストを
まだ眠くてしょぼしょぼする目を
擦りながら再生する。
しかしどれも今日の気分じゃない。
それでも聴き続けたのは
多分ただ暇だっただけ。
どこにでもありそうな曲ばっかり。
お気に入りの曲ってのは
結局その日の気分で変わるんだなぁと
目を瞑って思った。
あの曲が流れるまでは。
たまたまプレイリストが終わって
ランダム再生に変わっただけ。
それなのに
歌詞もリズムもどストライク。
しんみりした日でも全然聴けちゃう
ポップな感じの曲だった。
すぐプレイリストに入れて
何回もリピートして
眠りにつく瞬間まで
私の耳は音楽を聴いていた。
"Good Midnight!"
朝、顔は変わってない。
気持ちだけは昨日と違う私。
今日こそ負けない。
この1日頑張ってみせる。

5/21/2025, 3:00:26 PM

SunriseとSunset。
日の出と日の入。
太陽は24時間で一周してくるから
日の出も日の入も
そこまで関係ない。
ただ明るい時を朝として
暗い時を夜としたって、
朝の前が日の出で
夜の前が日の入だってただそれだけ。
なのに日の出では
ものすごいエネルギーが生まれて
日の入では逆に奪われる。
私はいつか
エネルギーと地球の関係を無くして
自分の手で地球をなんとかしたいという
無謀な思いがあった。
そのためにはまず宇宙の規則性や
小惑星などのことを知っておきたい。
どんな時にエネルギーが発生するのか、
太陽からのエネルギーを
どのように受けとっているか。
風の噂である少女が
宇宙にテレポートできると
宇宙のことをノートにまとめていると聞いた。
見せて貰えないか頼みたかったが、
どうやら公表はしていないようなので
私も我慢することに。
太陽が地球や
他のものに与えるエネルギーは
私じゃ補えないくらいの量で
使い方は無限大。
いい素材だとは思うけど
流石に表面温度に46℃をいかれると…。
"Good Midnight!"
眠くて暗くて暑すぎる夜でも
私はどうにか地球を救いたい。

5/20/2025, 4:36:29 PM

苦!!
お昼ご飯を食べるのが苦!!
計算をするのが苦!!
辛い食べ物が苦!!
世の中には苦難なことしかない。
極々1部だけだ。
苦を楽に変えれるのは。
食べてる時間が楽。
暗算が楽。
辛いのは苦だけど熱い食べ物だと楽。
私は楽に変えるのが下手くそだから
息が詰まるような毎日を
淡々と過ごすしかない。
苦を楽に変えるのが上手い、
世渡り上手な人を
たまーに、妬むのが
私のやるせない気持ちのやり場に
なっているんだろう。
寒すぎるぐらいエアコンの温度を下げる。
暑い苦を涼しい楽にしようと
努力していく。
いや違うな、
私はボタンを押しただけで
努力してるのはエアコンか。
そういえば私は努力するのが苦なんだった。
どうにかして私も
苦を減らせるように
世渡り上手になろうとするけど
私の知ってる世渡り上手なあの子は
あんまり好きじゃない。
好きじゃない人になるために
努力しなきゃいけないってことなのか。
"Good Midnight!"
それなら私、苦しいことばっかりでも
別にいいかって、
必ず楽しんだもん勝ちってわけじゃないって、
そんな考えと共に空に溶ける。

5/19/2025, 3:34:39 PM

どうしても眠たくなる。
どうしても眠れなくなる。
どうしても…。
おえっ。
口から出てくる言葉そのものが
気持ち悪い。
私はただ
よく分からない年に生まれた人間なだけ。
血液型はF型で
猫年生まれで、星座はカシオペア座。
献血する時驚かれる。
自己紹介をする時驚かれる。
するとその日はなぜか眠いのに眠れない。
街を歩いてるだけなら
驚かれることはない。
だって誰の目にも普通に見えてるから。
それが嬉しくてたまらない。
"Good Midnight!"
いつか献血する時でも
自己紹介をする時でも
驚かれないくらい普通になれるように。

5/18/2025, 3:28:43 PM

少しの幸せで満たされたい。
けど埋められないものもある。
まって。
行かないでって
走って行ければいいのに。
中学校のプールの中みたいな毎日。
冷たくて塩素の匂いが鼻を通る。
引き込まれたから泳いでく、
けれど溺れてく。
ブクブクと自分の口から
空気が出ていって
息ができなくなっていく。
私以外の魚は
スイスイと泳いで
エラ呼吸でしんどくなさそうだ。
でも私は身体が沈んでいって
光が届かないところまで来る。
何も考えないでいたい。
ただ身体に触れる
冷たい水だけ感じていたい。
ああ、今夜はこのまま
泡の中で眠れたらなぁ。
目を開けて目の中にも水を入れてみる。
ちょっと痛い。
視界がぼやけて
微かに見える光が天国みたい。
"Good Midnight!"
冷たくて寒い。
誰かの腕の中で
甘い夢を見ながら
眠れたらなぁ。

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