心の片隅で
ねえ
私、あのコが嫌いなのよ
身勝手で
ワガママで
いつも楽してて
文句ばっかり言うじゃない
心の平和の為に
毒舌を振るう者を心の片隅に飼っている
いつもニコニコしていられるのは、そう言う訳
心の片隅で
悪魔を飼っているの
雪の静寂
雪が降る
静かに
静かに降る。
春を待つ音は、とても静かだ。
明日への光
明日書きます。
星になる
『星になる』
それって死んじゃう的な感じ?
『違います。』
騎士の男が言い
老婆も苦笑する
『おとぎ話が好きなのかい?』
いえ、そんな子供では、ありません
故郷では、成人年齢だ。
婚姻などは、大人と同様に扱われる
昼食を食べながら、予言の少女なるものを紹介された。
魔王軍と同じ東の民の少女だ。
彼女も兄を殺されたり
意に沿わぬ結婚から逃げ出して彷徨い
たどり着いたと言う
『世界の修復』
『物語を終わらせる』
『星になる』
やっぱり、星になるという物騒な言葉が気になる
手を出してご覧
老婆が言う
少女がこわごわと日に焼けた、少し乾燥気味の手を出し
聖女がその手を握った。
眩しい光が二人の手から現れ
4人を照らした。
『アマテラス』
聖女さまが何かをつぶやかれる
『私の国の太陽の神様なの、全ての空を照らす神様。太陽のように温かい光だった。あなた太陽なのかな?って』
全てが謎めいてる
遠い鐘の音
聖女さま?
呼びかけられて、ハッとしてみるとロートリーゲン卿がいた。
「ロートリーゲン卿どうされました?」
『ぼんやりされておられたので、昼食でもいかがかと。 アグイダルの空飛ぶ家殿が来られておられます。』
空飛ぶ家に住む老婆には、名前や通称や敬称や色々名前があるがロートリーゲンは、人名を覚えるのが苦手なのか
私のことも聖女さまって呼ぶし
アグイダルの空飛ぶ家殿ーって表現も彼くらいだろ
名前への畏怖とかそういうことだろうか
そんなことを考えながら
アグイダルの老婆『マリア・アグイダリエル・ラファエラ
・サンテッツァ』の家が降りてる所へ行く
とにかく名前が長い。
遠くで昼食の時間を知らせる鐘の音が聞こえる。