昇った階数は36階相当で歩数は2万歩弱
今日は仙台へ出かけた
その街へ行くことだけ決めて電車に乗った
デッキにあった案内板を見て仙台城跡か〜と気持ちが向いたので
歩いて向かった
西公園の敷地からとても近くに線路が見えて面白かった
大橋の橋の造りが立派で思わず写真を撮った
かなりの急勾配を、秋の空と言えど
汗をかきながら登っていく
履き慣れたスニーカーで来てよかった
これが有名な伊達政宗公の騎馬像か
画面の中でしか見たことがなかったが
実際に見るとやはり立派だ
その城跡から見下ろす仙台の街
風に吹かれ、殿様になった気分
遠くに水平線とそこに浮かぶ大きな船も見えた
何年ぶりに海を見たことか……
限定出店の様子で美味しそうなおにぎりが売られていたので
仙台味噌ツナマヨおにぎりと玉子入り肉巻きおにぎりを買った
S-PALも回ろうと思ってたはずが
次の電車の時間を調べたらちょうどいいのがあって
それに乗ろうとすぐに決めちゃって行けなかった
また今度来よう
明日もちょっと出かけようか、それとも…
久しぶりの連休わーい
「迷惑だろう」
「忙しいだろう」
「私との雑談なんて」
「同じ土俵で話せるだろうか」
「変に思われないだろうか」
いつからこんなに弱くなった?
私はきっとこのままの距離感で日々を過ごすのだろう
そしていつしか異動になるんだ
だからこの限りある、同じ場所で働ける時間を
大事にしたいと思うのに
私は変われない臆病者
私から話しかけなければ
会話なんて生まれるはずないのに
話したいのに
タイミングばかり見計らって
喉まで出かかったその人の名前さえ
声にならずに脳内へ戻される
あんなに近くに居るのに何も
君からのLINEは
いつも何テンポも遅れてやってくる
通知音が鳴るのをこんなに待ち遠しく思う
LINEの続きみたいにして
会ったときに自然と会話が生まれていくのも嬉しい
慣れてきた頃につい敬語を忘れてしまうくらい
……なんて、こんなこと起こらない
連絡先も聞けてないんだから
“君からのLINE”でぐるぐると
悶々と頭を悩ませることですら
それらすべては幸せな悩みだと知った
「そういうのがさ、ひとつあるだけで生きていけるよね」
胸の鼓動とリンクするように
頷いて返した
本当にそうなんだよ
生きていけるの
後ろ向きな気持ちになることの方が多い毎日だけど
幸せであることも嬉しかったことも
忘れがちになる忙しい毎日だけど
それでも
ある瞬間にふと思い出しては
生きていける
そう思える
“泣いたあと”
ただひたすら感情に任せて泣いたあと
そのまま眠りに落ちて朝が来て目が覚めたときの心地
最後に鼻をかんで落ち着いたときの心地
お腹がへって何か食べたときの心地
あの、言葉になんて到底表せないような
その経験がある人としか共有できないような
暖かいような切ないような
苦しいような優しいような
寂しいような強くなれたような
そんな心地を
その瞬間にしか味わえない心地を
大切にしたいと思う