《だから、一人でいたい。》
私は恋愛不適合者だ。
自分のセクシュアリティと向き合った結果、
そう言うのが一番伝わるな、と思った。
その点を踏まえなくても、
私は結婚願望も無いし出産も子育てもしたくない。
だから当たり前のように恋愛の先に
それを描く人間が多い世界では
きっと私は恋愛不適合者。
それに、惚れやすいし冷めやすいし。
理想は高いし、惚れやすいし。チョロいし。
だからかっこいいな、とか良いなって思う人を
そうやって心の中で想いまくるだけでいい。
言葉にも態度にも出さずに、心の中と
自分だけの日記にだけ積もらせていく。
ただ、結婚に関しては
願望は無いけれど
よっぽどの人とめぐり逢えたなら
結婚するのもいいなあ、とは思う。
だれか一人との揺るがない絆。
それはすごく羨ましいと思う。
お母さん、ごめんね。
孫の顔、見せられないや。
誰かに親不孝だと言われても
私は私だけの一度きりの人生を存分に謳歌したいから、
だから、一人でいたい。
嵐が来ようとも
私はいつでも必ず貴方にとっての陽だまりになります
だって私は貴方の陽だまりのような嘘の笑顔が大切だから
それが貴方にとっての偽りであっても
少なくとも私にとっては、私にとっては
その笑顔が事実だから
お祭りといえば地元の花火大会
あれは私が小学生の頃だっただろうか
母と兄と一緒に花火大会に出かけた
それが終わった頃からポツポツと雨が降り出し
あっという間に本降りとなってしまった
持ってきたビニール傘をそれぞれ差して早足で帰っていると
途中で車椅子の方とそれを押す方の二人組が
この雨の中、どうやら傘を持っていないのか
濡れながら進んでいるのが前方に見えた
母が「傘1本あげようか!」
と大きめの声で言ったのが激しく降る雨音の中にやっと聞こえた
私が「そうだね!」と言って
その二人組に追いついたときに
「傘、良かったらどうぞ!私たちは大丈夫なので!」
と差し出すと、
ありがとう、ありがとう、と何度もお礼を伝えられた
少し恥ずかしくなった私は
その二人組に小さく手を振って
また早足で傘を差す母の元へ戻った
聞こえなくなるまで
ありがとう!が聞こえていた
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「どうしても欲しいものがあるようだね」
お金のことですか
「いいや、それはどうしてもじゃないようだよ」
じゃあ、休みですか
「うーん、、、」
優しさ?なんつって
「...いや」
えー、なんだろう
「最近、君の頭の中の大部分を占めていることがあるんじゃないか」
......え、あ、、、まあ...
「その辺りで、ないかな」
……。...返信?
すると神様はニコッと笑って
次第にその姿は透き通っていき
最後には消えていった
それが夢だったのか
現実に起きたことなのか
どうしても区別がつかない
だって、今、返信が来てしまったの
記す文章以外を何も知らない
偶然見つけたその“誰か”のためになるならば
ここで伝えさせてください
あなたの日記がなんとなく好きです
このアプリの“お気に入り”を開いたときにしか
思い出さないくらい頭の片隅ですが...
その度に、あ、お気に入りにしててよかった
と思うくらいには好きです
毎日ありがとう