5/7/2024, 1:25:10 PM
初恋の日は彼と再会した日だった
容姿端麗とは彼のためにある言葉だと思った
そして彼がまだ17歳だと言うことが信じられなかった
というより、信じたくなかった
その頭脳の持ち主を17歳と聞いて誰が信じるのか
せめて成人した男であってくれ、と
僕は手も足も心も汚れた“おとな”だ
けれど、それでも恋というものは待ってくれない
気付いたら落ちている
初めての恋
5/2/2024, 1:55:43 PM
あの日のあなたの純粋な優しさが
私に向けられていなかったらきっと
私は二度もあなたに恋をすることはなかった
だから私に優しくしないで欲しかった
などと嘘を
もしも時を戻せるなら
あなたへとつながる糸を自ら断ち切った日に
あなたはもう私のことは思い出さずに
大切な人とひとつになった人生を歩く
私はお互いが初恋だったことだけを胸にしまって
立ち止まる
4/30/2024, 2:44:04 PM
僕は忘れていた
すっかりこの生活が馴染んで
当たり前だとは馬鹿らしい
“明日死ぬから今宵を謳歌せねば”
何かの本で読んだ一節を
息を切らして走り、熱が上った頭で思い出す
謳歌できない夜も
忘れられない夜も
忘れてしまいたい夜も
息がくるしい
4/29/2024, 4:22:52 PM
風に乗って走れ
全力尽くして熱くなれ
って、小6のときに皆で考えた
運動会のスローガンだったわ
4/23/2024, 12:32:49 PM
2024.4.23.火
今日の心模様
ホッと胸を撫でおろした
朝起きてから出勤するまで
退勤してからその瞬間まで
心臓の鼓動が速まり、落ち着かず
食事も無理に飲み込むほどだった
しかしいざその瞬間が来れば
よかった、と安心したような心地だった
それもまた不思議な体験だった