米朝艶笑噺
お前ハクまでわしゃ九十九まで。
:D santa clause
垣がひくうて朝顔はどこへすがろと探してる
西も東も、みんなみて
さがしあぐねてかんがえる。
それでも
おひさま恋しゅうて今日も一寸また伸びる
伸びろ朝顔まっすぐに納屋のひさしがもう近い
:D santa clause
さしていた一輪に願いを込めて
すれ違うたび、色を見つめる
たった一輪の切り花にふと、恥ずかしさを感じた僕は
色の鮮やかさに励まされ手を握り返した。
一輪の色は鮮やかさを増し、「私を見て」と、咲きかえる
そんな、世界には美しい艶があり
優雅で、初々しさで溢れ
色を感じた僕の左目からは自然と雫が落ちていた。
love,
fromAtoZ.
地に咲く花を摘めない日は空を走る花電車を探し
心に響く音楽にもがきながら酒に一杯傾ける
ほろ酔いながら、ひとりきりのカウンターで詩でも
綴ってみたい夢を持ちながら、
どうせなら、と
葉巻を選んだが、せっせと吸えず
何度も火を灯す
とろけるスライスはパンにはさまれることのないまま
食される。
シーチキンも同じだ、缶から直接食べられる
変わらぬまま、変わっていく大人を目に
玉子に挟めばよかったのかとふと、過る。
変わっていく風景と、変われない想い。
あー、気づけば色々重たくなったもんだ。
loveless
最近痩せたんだ。鬱んなっちゃって。
ショウコちゃんっていつも酒のんで酔っ払ってるよね
私たち二人、おかしいですか?
出会いから何年経つだろう。
優しいあなたは、地下鉄で会いに来てくれた。
半分のあなたは、なぜか半分知っている叔母に
先に、声をかけられ
私は、不思議なまま話しかけた。
鬱を打ち明けてくれてありがとう
偏見どころか、、
助けにきたよ。
よく、頑張ったね。
おめでとうありがとう
:D santa clause
深さのあるミントブルーは空の彼方の群青色をコバルトのような色に変えてしまう。
すみれ色した僕は、必死で混ざらないよう、、
濁らないよう、グラウンドの芝生から空を見上げる。
桜色をした心は、パレットの上で踊って見せる。
それを見た周りは安心して、それぞれを活かし合いくすまないよう努力する。
絵を描くときはパレットに水を用意し
そして何に描くかだ。
僕は、そっと水彩画で黒猫を描く。
ふと足元を見ると、白蛇がみんなに挨拶をする。
見上げた空の雲が、私をみをろし
空の本当の色は何いろか?と尋ねる。
僕は、ふと切なくなり
筆を置き、墨色で船を描いた。
:D santa clause
【星空】
距離の取れない空間の中で心づてになり
前へ進むには、星のかけらが頼りだ。
手にした星は冷たいか?温かいか?
己に問いかけてみる。
星同士は、時として激しくぶつかり合い別の星をうむ。
地球に生まれ、
夜空を見上げてふと思う、、
都会の空には、輝く星は見えづらい。
:D santa clause
【情緒】
強い日差しのあとにはギムレットを口にし
キールロワイヤルで、水分補給
キールロワイヤルで暫く喉を潤したら最後は
グラスホッパーへ。
まったりとしたクリーミーな、デザートへ。
日常生活に、酒はエッセンス
だが、日々の精進こそものなかれ。
女ひとりの葉巻とカクテル。
ひとりきりで酔いたい日は日常茶飯事さ。
まわりに、野暮な問をされ
目が丸くなる。
あー、、
早く一人の時間を楽しみたいものだ
雰囲気で乾杯
待っててね
:D santa clause
【月曜日と七夕】
願い事はしていない。
:D santa clause
【ラルフローレン】
珈琲にも入れ方ってあるよね、昔叔母に言われた。
私は雑に入れた旨味のない珈琲を味付けのないまま叔母に渡した。、
また、違う叔母はスナックのママになれば?と
真剣に私に言っていた。ビールの注ぎ方も習った、
明るい叔母たちは、一緒に食事をすると
お刺し身は、ゆっくり食べなさい、と言って笑っていた
ポテトのように刺し身を食べていた私は少し恥ずかしくなった。お刺し身ってバクバク食べるものじゃないんだ、、。当たり前かも、少しショックを受けつつも
会話がおかしくて、何年経ってもお刺し身を食べる度笑えてくる。
日々、日常でもおかしい事って自然とおきているんじゃないかと思うと、毎日ワクワクだ。
目にした人は、すごく幸運だ。
あー、笑いの神さま
面白い人たちに出会えますように、
いい子にしてるから