続く、続く、続く、でも、今日はトクベツ。
七夕だから。願い事、しなくちゃ。…何書こう。
子供の頃は、【お金が増えますように】とか、
【友達が増えますように】なんてこと考えてたけど、今はもう、そんな願いも無くなっちゃったな。お金は欲しいけど。織姫様と彦星様が無事、天の川を渡れますように。って、お願いしよう。
皆さん、今日はどんな1日でしたか?
ぜひ、天の川が見えるかどうか確認してみてください。ご覧いただきありがとうございました😊
ぺぁ✨
「これ、なんて読むんですか?」
その一言から始まった。「波音」という字は、今まで見ることはあまりなかった。「…はおん?」見にいってみようか。少し歩き、ザザーン、ザザーンと言う音が聞こえてくる。繰り返す音に耳を澄ませる。こんなにも爽やかな時間は、最近は無かった。「これは…なみおと、に違いないわ。」こんなにも波の音が聞こえるんだから。明日もきっと、波は変わらず音を立てるのだろう。だから私たちは、これからもずっと、波音に耳を澄ませる。
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ぺぁ✨
青い風
懐かしい匂いに、わたしは目を覚ました。ここは何処だろう。おとーさんとおかーさんは居ない。でも寂しくは無い。何故かお腹も空かない。今日は朝ご飯、食べてないのにな。何処に行ったらいい?何に話しかければいい?私が普段オトーサンたちに話しかけているように会話も無いけど話しかけるかな。
動かない時、風さえ吹かない真っ青な空。下にはいつも見ることの無い色。ぷちん、と、誰かが叩かれたような音。私が大嫌いな音。その瞬間、時さえ靡く、強く、大きな青い風が吹いた。静まり返った波が、また強く飛沫を上げた。
ご覧いただきありがとうございました😊
ぺぁ✨
遠くへ行きたい。誰もいない、どこか遠くに。
草原が続いて、人も生き物もみんな静かな場所。
ここから逃げ出したい。解放されたい。
皆が笑って、ガヤガヤして煩い商店街。私は一人、一点を見つめる。その先には、どこまでも続く草原の真ん中に、…真ん中なんてあるのか分からないけど、美しい少女が佇んでいる。私はすぐにそこに向かった。少女に話しかけようとした瞬間、現実に戻った。そうだった。私、死んだんだった。
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ぺぁ✨
クリスタル
ぱりん、なんて音がして、振り向いたら大切な大切なクリスタルが割れてて、どうしようって…考えてて。でも、良かったね。これで君、みんなで…分け合えるね。破片だらけのところに、転がっておいで。
バイバイ、クリスタル。
ご覧いただきありがとうございました😊
ぺぁ✨