テーマ《届かぬ思い》
〜3476年〜
〝母さんへ
今日僕は友達と遊びに行きました。
でも僕の友達はいっつも約束の時間を守りません。今日のソイツの言い訳は〝たこ焼きさんキーホルダー〟見つけたからって買ってきた。でした。それも2つも買ってきました。俺とお前の分だ!って。
買うなら僕も行ったのにって言うと、売り切れちゃったらがっかりだろ?って言うんだ。全く。待つ方の事も考えてほしい。
、、、ごめんなさい。本当はこう言うことを言いたいんじゃないんだ。母さん。僕は貴方に感謝しています。僕は今幸せに暮らせています。
ありがとう。〟
テーマ《神様へ》
〜???〜
日本の戦争時代の話。
敵国との戦争、僕の町は炎に包まれていた。
炎の中、ある女性は赤子を連れて森へ向かった。
そして鳥居をくぐり、目を瞑る。そして小さな祠にお祈りをした。
「どうか、この子だけ、この子だけはどうか、!」
女性が目を開くと、赤子は居なくなっていた。
テーマ《快晴》
『今日はピクニック日和。紅茶の入った水筒に朝に作ったクッキーを持っていつもの花畑の公園に来た。蝶々が舞い、子供たちが駆け回り、空も美しい青色。私は日傘を立てて椅子に腰を掛けた。紅茶は美味しい。今日も世界は平和なのね。』
「こんな日記もあったわね。」
私は古いベットに寝そべり、埃の被った本棚に本を戻した。
〝また、この頃に戻れたらいいな。〟と少女は呟きました。
空は変わらず快晴。
でも少女は、世界は寂しく感じました。
テーマ《遠くの空へ》
「将来なにになりたい?」
「んーと、お空に行きたい!」
「お空?」
「そ!、パイロットになるんだ!」
「へー!お空に行くお仕事かぁ、オレも空に行ってみたいなぁ、」
「なら、一緒にパイロットになろぉ!それで、このハウス全部を見渡すんだぁ!」
「、、うん。そうだな!!」
ー ここは謎のウイルスによって侵食されてきている星。もうウイルスを止められないと判断した国家は、確実に感染していない子供を集め、特別な施設に保護させた。この星で言う〝空〟は、絵本や人工的なものでしかなく、子供たちはその届かぬ存在、空に憧れていた。 ー
テーマ《言葉にできない》
「痛い、、痛いよ、」
言葉にできない。この思いはどうすればいいのだろうか。
「、、、どうして」
前に進もうとも、足が上手く動かない。
もう少しで届きそうなのに届かない。
「んんんー!」
「川崎さん?」
「せ、先生!?」
「ほら、安静にしてなさいって言ったでしょう?足、怪我してるんだから。」
「すみません、、」
「それで、なに?この本が取りたかったの?」
「はい、」
「どうぞ。お母さんが来るまで大人しくしててね。」
「ありがとうございますたぁ、」
このテーマで正直何も思いつかなかった、、
適当オチだけど、こんなん見てくれた人ありがとう。