小さい頃から親戚の付き合いをしてくれていた
おじちゃんの話
経緯は分からないけど
私の記憶にはおじちゃんがいて
うちの周りの土地一体を買って農業していたんだけど
うちの家族も手伝いに行ったりとかしていて
うちの複雑な家庭環境でもできる限りフォローしてくれてた人だった
昔ながらの昭和の人だったけど
小さいころ道端で会うと必ず敬礼したり
うちの両親が喧嘩し始めたらさりげなく遠ざけてくれたり
厳しかったけど気にかけてくれてたひと
「ヨボヨボのおじいちゃんになったら一緒にお茶でも飲んで話すだな！」と元気だった時に話したんだけど
多分60歳手前くらいに
私も結婚して子供出来てってあまり顔出したりできなかった時期が続いて
とある日に職場で倒れて検査したら『悪性リンパ腫』になってるって入院してたんだけど
退院してしばらくした時にまたうちの親の借金が発覚してどうしたらいいか分からなくて
辛い時期だったけど…おじちゃんに相談しに行ったの
そしたら「もう疲れちゃった」って言われて
具合悪い時にこんな話してしまったし疲れさせたことに申し訳なくて泣いてしまったんだけど
おじちゃんのおかげでなんとか処理はできて
程なくしておじちゃんは亡くなってしまったんだけど…
ゆっくりお茶をするっていう約束…
結局果たせなかったなって…ささやかな約束で
果たせなかった約束の話

欲しい1件のLINEを期待してるときは
なかなか来なかったりする

自分の当たり前なことって
人にとっては当たり前じゃないんだよね…
そーやって気づいたのはいつだろうな
それぞれの価値観が存在してる
自分の当たり前が間違ってたり
賞賛されたりする
不思議だよね
でも「あたりまえ」も日々いろんなことが
起きて変わりゆくものもある
変わらない「あたりまえ」も
変わっていく「あたりまえ」も
柔軟でいたいなって私は思う
でも納得いかないことは自分の中でのあたりまえを
静かに大事にしていきたい

今回のテーマ「入道雲」とは関係ないのない話題だけど
久しぶりにメンタルがどん底まで来てしまった
別にどデカい何かがあった訳では無い
「チリツモ」なのだけど
段々と言われた言葉を蜘蛛の糸で止めてしまって
いつの間にか吸収してしまった
「自分はダメなやつ」
末期になるとネガティブに囚われすぎて
人と関わることをやめたくなる
そーゆー時はいろんな場で話してみたりして
ぶちまけたりいろんな言葉をかけてもらい
整理 整頓 軌道修正を試みるのだが
今回も暖かい言葉も頂けて
いつの間にか根が張り始めた「自分はダメなやつ」を
少しばかり取り除く事が出来た
落ちすぎると復帰が大変だからもう少し時間はかかるだろうけど
それも悪いことでは無い
というのも自分に落とし込まないといけない
心の不調も体調不良
分かっていたけど認めたくなかったんだなと改めて思った
身近の人がもう少し気づいてくれたらとは思うが
…無理だろう

あんだけこの世から居なくなることを考えてた
あの頃の私
子供がいようとも私は必要ないと思ってた
でもあれから意識改善するようになってから
「いなくなりたい」「幸せじゃない」って思ってたことが
少しはマシになってるよ
あの頃のネガティブな私
年々楽になってるしその時の辛い思いも糧に
頑張ってるよ！