『距離』
近すぎてもいけなくて遠すぎてもいけない難しい距離。
ぶっちゃけ皆と仲良くなんて出来ないと思う。
人それぞれ趣味や性格があるんだもの。
合う合わないが絶対ある。
そこを踏まえて、我慢して補い仲良くする。
そんなの相手からしたらとても都合がいいだろう。
だけど、それが1番楽。
すぐに揺れてしまう天秤。
自分も相手も互いに悪い所を我慢して二人で距離を縮めていかないとすぐに関係なんてくずれていく。
こんなにも生きにくい世界で仲間や友達がいることはとても誇りに思うことだ。
私の自慢の友達。
誰にもとられたくない。
『 あなたとわたし』
なんか顔見ただけで笑っちゃって。
無言なのに気まずくなくて、
むしろ楽しくて心地が良いの。
時々は顔見ただけでムカつくし。
何もされてないのに腹が立っちゃって、
むしろもう嫌いになっちゃうの。
だけど、うちら離れたことないじゃない?
これってやっぱ奇跡じゃない。
なんとなく心にあったものを話した日。
心が通じあってるあなたとわたし。
出会えたのは何より奇跡だね。
『 鏡の中の自分』
子供のころ、一緒に居ても楽しくない。
そう突き放された言葉。
今でも鮮明に覚えている。
辛かった。
どこか裏があるような作り笑い。
目の奥が笑っていない自分の顔が大っ嫌いだった。
嫌われないように。
誰かの目障りにならないよう。
そう思い毎日のように笑顔の練習をした。
でも、誰かと一緒に過ごすこと。
顔を見せること。
全てが怖くなっていってしまった。
でも、鏡の自分は言ったんだ。
作り上げた笑顔はいつか壊れる。
だから、ありのままの自分で笑えるまでせめて自分を好きでいて。
そう私に言い聞かせた。
綺麗な振袖を着て、家を出る。
ついに成人式の日。
自然な笑顔を写真に残せるのは、大事な事だ。
『 子供のように』
わがままを言っても、叶わない。
どれだけ泣いても変わらない。
手を合わせてお願いする。
どれだけ願ったって叶わない。
そんなこと忘れてひたすらお願いするの。
天国に行ってしまったお母さん。
わたし、辛い。
死にたい。
消えてしまいたい。
目頭がカッと熱くなり、涙が出てくる。
わたしってこんなに子供だったっけ。
今日もひとり、空の下で駄々をこねる。
お願いだから戻ってきて......。
『 涙の理由』
なんでそんなちっちゃなことで泣いてるの!!
母が私に怒鳴った言葉。
私も泣いている意味なんて分からない。
時間が無駄にすぎていき、泣いている自分が情けなく、嫌いになる。
私も望んで泣いているわけじゃない。
なのに、抑えられない。
いつの間にか目に涙が溢れて止まらない。
自分は恵まれていて、不自由なんてないのに、何もかもが辛く感じてしまうの。
きっと、私は人生の使い方を間違っているんだな。
ずっとそう思っていた。
なのにあなたは言った。
泣けばいいよ、溜めたら心に悪いから。
泣いたら次の涙まで進めばいいよ。
あなたの言った通りにやったら、人生の生き方が正しいと感じれた。
涙に理由なんていらないんだ。