心と心
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なんとなく、
胸の肋骨の真ん中にある胸骨の奥に、空間があるイメージがある
本来なら心臓やら肺やらなんやら大切な臓器が詰まっていて、隙間なんてないだろうに
気づいたら、なんだかよくわからないスペースがある感覚があった
そこは、ポカポカあったかい時もあれば、ひんやり冷たい時もあり、ドロドロしたものが溜まっている時もあれば、逆にすっからかんな時もある
一番厄介なのはドロドロしたものが溜まっている感じがする時
とにかくむしゃくしゃするし、ドロドロしたものがへばりついているような気持ち悪い感覚がある
もういっそのこと、胸をかち割ってドロドロを掻き出したくなる
これはなんなのだろうか
これこそ心の正体?
溜まる感覚があるということは、私にとって心は器の形をしているとでもいうのだろうか
肉体的な心と精神的な心
心臓とこれをこんな感じに例えてみる
場所的にも重なっているし、きっとこれが心なのかも
部屋の片隅で
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部屋の片隅で、今日は何を書こうかと思い悩む
発想を彼方此方に飛ばして、浮かんだイメージをつなぎ合わせる
部屋の片隅で埃をかぶっている、ラケット
部屋の片隅で存在感がある、テレビ
部屋の片隅で使われる時を待っている、ヨガマット
どれも色々な、思い出と想いと願望があって
どれを選んでも色々と書けそうだけど
今回は、何を書こうかと思い悩むことを書こう
部屋の片隅で
逆さま
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実は、パラレルワールドをこっそり信じている
きっかけは確か、友達に誘われて初めてみた恋愛映画
主人公たちのいる世界線は、悲惨な運命を辿った
でも、それをなんとか別の世界線の自分達に伝え、別の世界線の主人公たちはハッピーエンドになる
そんな話だったような気がする
以前母から、一番最初の子は流れてしまったのだけれど、もう一度私を選んでくれて貴方として産まれてきてくれたのかもね、なんて話を聞いたことがある
私は末っ子だけれど、もしそうだとして
もしその時生まれていたら、私は逆に長子で、今とは全く違う人生があったのかも、なんて考えたことがある
ありえない話だけれど、もしかしたらそんなことがあったのかも、と考えるだけでちょっとワクワクする
この考えは、選択に迷ったり、選んだことを後悔しそうな時に使ったりする
AとBがあって、Aを選んだけれど後々Bの方が良かったのかも...なんてごちゃごちゃ悩んでしまう時には、
今私がいる世界線ではAを選んだ
もしかしたらBを選んでいた世界線もあるかもしれないけど、今、私がいるのはAを選んだ世界線で、
Bを選ぶのは、この世界線の私の答えではない
なんて考える
私の場合は、これで腑に落ちることが多い
考えるだけはタダだから
なんでも自由に考える
きっとどこかの世界線には、今の私とは逆さまな私がいる世界線もあるかもなんて
馬鹿らしいだろうか
眠れないほど
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前までは簡単に睡眠を削ってきた
時間がないなら睡眠を削ればいいじゃない、みたいなノリで
でも最近とうとうツケが回ってきて、ちゃんと寝ないとほんとダメになってしまった
どうしてあんなに睡眠を削っていたのか、と思い返す
もしかしたら、少しでもその一日を何か価値のあるものにしたくて、眠るその瞬間まで足掻いていたのかもしれない
なんて格好つけて言ってみたけれど、きっともっと単純な理由だろう
気になる本に、動画に、記事に、あらゆる情報に目を通しておきたくて、
あらゆる情報媒体に齧り付いていた
今思うと、膨大な情報を吸収しすぎてパンクしていたように思う
何か見逃していたら勿体無い気がしていた
あまりにも多くの情報を、善し悪し判別する間もなく丸呑みにしていたから、
自分が自分じゃ無くなって、何か嫌なモノになりかけていた
ある日、ふと自分が何か変になっている事に気がついた。
普段なら、そんな風に考えないのに、どこか過激な思考に陥っている事に気がついた。何か目に見えないモノに操られているようで、只々怖かった。
今でも、あらゆる情報に目を通しておきたくなって様々な情報媒体に齧り付いてしまうことがある。
眠れないほどに。
夢と現実
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少し前、ほぼ毎日のように夢を見ていた
普段は月に1回でも夢を見られたら良い方だった
友人達からこんな夢を見たと話を聞くたびに、私もそんな夢を見てみたいと思っていた
目が覚めてしばらくは夢の内容を覚えているけれど
ベッドから出て、さて今日は何をしようかと考えている時にはもう、夢の内容が思い出せない
夢を見たと言うことは覚えていても、内容はさっぱり思い出せないのだ
だから余裕のある時は、見た夢を書き残している
「1/5
水そう 生き物 ハリセンボン 赤い魚 海水 水そうセット 世話できず真っ白に 大きいシロちゃん
すごくリアルなゆめ しろちゃんリアルと間違えそうなほど、」
...正直どんな内容かさっぱり思い出せない
朝に弱く寝惚けながらなんとか書いているので、いつも思い出すまま書いていたが
こんなにもよくわからないとは思わなかった
シロちゃんとは昔飼っていた金魚のことだが、夢の中で一体なにがあったのか
「1/22
また夢みた いつぞや前に見たのに似てる
バス 親友と 人そこそこ 親子にゆずる つりかわ 田んぼあぜ走るな 横断する人 名札ついた苗?」
親友と書いてあるところには、
「なんでか横で座ってて、寝てる 左ほほにキスされた」
...正直、少しだけ思い出せた
他のところはよく思い出せないが、親友のところは少しだけ
隣同士で座って、バスに揺られていて、眠りから覚めた親友にキスされた、左頬に
頬へのキスは親愛の意味があるらしい
そう言えばその時期は、親友への気持ちが何か特別なものであると自覚しはじめていたときだ
夢は現実のことを整理するために見るのだとか
なるほど、確かに現実のことが夢に影響しているのだろうな