「日常」
「好きな時に好きな歌を歌う。」
その言葉をモットーに、歌い手というものをしていた。
活動を初めて一年。長いようで早かったような一年。
そんなある日、とある歌い手さんに声を掛けられた。
すると突然、「一緒にグループ組まない?」
と言ってくれた。僕自身、グループに興味が無かったわけではない。
すこし嬉しかった。
でも、まだ僕は大学生だ。
そして何より「好きな時に好きな歌を歌いたい」これを大切にしていた。
普通の大学生なのに、日常を捨て、普通とはかけ離れた人生を送ることになるだろう。
すこし勇気がいる。
凄く考えた。きっと人生で1番大切な判断だから、
でも僕は、何より歌うことが大好きだ。
「僕もグループに入れて!」
この決断を下したのはきっと間違いではなかった。
武道館に立って改めて思った。
注意⚠️
irregular dies様の💎さんを元に書かせていただきました。
不快な気持ちをした方がいらしたらすみません。
この度、テスト期間が終わったのでまた続けていきたいと思っています。
どうか、何卒よろしくお願いします🤲
「街」
都会にはキラキラした人生を送っている素敵な人ばかりだと思っていた。
そんな都会に憧れ、わたしはど田舎の地元を離れて東京に行った。
いざ住み始めるとその生活はキラキラと輝いていた。
でもそんな気持ちもすぐに変わった、
ほんとは心に闇を抱えたくらい人が多くまいにち泣きそうになる毎日。
今週末にでも実家にいこうかな
「やりたいこと」
【死ぬまでにしたい事リスト】
・美味しいものをたっくさん食べる!
・友達とプリクラ撮る!
・推しのライブに行く!
・可愛い服をたくさん着る!
・メイクを自分でする!
・先輩に告白する!
(先輩と付き合う!!!)
・さくらんぼ食べたい!
・誰よりも幸せになる!
・誰よりも愛される!!
・手術を受ける。
【死ぬまでの日記】
6月1日 余命宣告された。まだ実感ないや
6月2日 後 1ヶ月は長いようで短いようだ、
6月3日 友達に余命のこと、言うか言わないか
6月4日 なんだか調子が悪い、余命の所為?
6月5日 先輩に告白された。泣きそう。
6月6日 告白はもちろんOKした!嬉しすぎる
6月6日 デートに誘われた、心臓バックバク
6月7日 先輩とデートした。やっぱり優しい。
6月8日 病気が悪化して緊急搬送された。
6月9日 入院生活は慣れたけど、まだ怖いや
6月10日 余命があと6日になった まだ生きたい
6月11日 先輩に会いたい、友達に会いたい、
6月12日 まともに手も動かしにくくなった、
6月13日 先輩がお見舞いに来てくれた。
優しいけど泣きそうな顔だった。
6月14日 友達がさくらんぼもってきてくれた
すんごく美味しい、また食べたいな
6月15日 もっと生きたかったけど、みんなと
過ごした一日がかけがえのない日だ
ったよありがとう!!!
6月16日
6月17日
6月18日
「朝日の温もり」
何をしても興味がわかなくて笑えない。
大好きなはずのゲームをしても調子が悪い。
大好きなオムライスが喉に全く通らない。
勉強もする気になれない。
大好きな君を思い出しては泣いての繰り返し。
きみの向日葵のようにキラキラと輝く笑顔も好きだけど、朝日のように優しい笑顔も好き。
どんなきみでも愛するから僕の腕の中に戻ってきてよ、
でも君と手を繋ぐたびに思う。
毎日のように増えてく切り傷と痣。
僕が問いかけても、転んだ。と答えるばかり、
それなのに、君は朝日が昇ると共に空へと羽ばたいた。
ごめんなさい。
ほんとは気づいてた。
でも怖かった。助けれなかった。
もっと早くに助けたらよかった、
助けられなくてごめんなさい。
「最悪」
好きな人を親友にとられた。
わたしは絶対に好きな人を言わないタイプだ。
大親友でも好きな人は絶対に言わなかった。
それが悪になったのか、好きな人をとられた。
わたしは親友より可愛くなる努力をして、たくさんファッションを勉強して、
苦手なメイクも、ヘアセットも頑張って彼のために尽くした。
それなのに、彼は彼女の方がよかったみたい。
努力したわたしが馬鹿みたい笑
悔しいはずなのに笑顔がふと溢れて、一緒に涙も溢れる。
あーあ、親友に好きな人の名前教えれば良かった。
「最悪」なんて残酷な言葉を雨の降る空に呟いた。