7/25/2025, 5:51:25 PM
貴女の腕に刻まれた過去が
人か傷かはどうでもよくて
ただ貴女と夏を生きたい
傷ごと愛せる度量はないかもしれないけれど
私のエゴが、貴女と息をしていたい。
『半袖』
6/7/2025, 10:35:03 AM
柔らかな肌に求め求められるのが、安心感だけならどれほどよかったのだろう。
『大人』の想像力では、知りようもないことだ。
『夢見る少女のように』
6/4/2025, 5:08:58 PM
共通認識されている『甘酸っぱい恋愛』がわからないまま大人になった。臓腑も縮むレモン味を横目に日々を通り過ぎてきた。
そして今、唐突に結論に至る。
糖も酸も、過ぎれば骨をも溶かすのだ。
その毒性に、身を明け渡すなど馬鹿馬鹿しい。
小慣れた嘲笑が喉を擽る。味のない言葉を舌がおぼえている。
枯渇と嫌悪のその先は、光は、月の裏は住処にならない。
粘性の高い泥濘を、知った気になっておそれている。
『恋か、愛か、それとも』
5/31/2025, 2:19:49 AM
淡い春を見送って
青い夏を憂いて
褪せた秋の先を想って
あなたが居ない冬が来る
『まだ続く物語』
2/11/2025, 6:22:48 AM
痛みもないまま伸びた背丈が星に近づいている。肉眼と光の隙間に幾億光が挟まっていても、あの日、花々に囲われた君より遠いものはないことを僕はよく知っていた。