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2/23/2024, 3:47:47 AM

 太陽のような君に灼かれてしまいたいけど、灰になった僕を愛してくれるほど太陽は孤独じゃない。わかってる。

 それでも唯一無二の君の光で、骨すら遺らないように、灼き尽くしてほしいと願ってしまう。

2/19/2024, 6:17:18 PM

 枯葉に似た虫がいると知った日から、落ち葉を踏んでバリッ!というとゾッとする。

2/15/2024, 9:18:23 PM

 今はしんどいと思うけど、楽しくやってるから安心して。

 そんな甘い言葉を期待した。

 死ぬ覚悟がないから生きている。そんな感じがよくわかった。

 何年経っても自分は自分だ。

 変われないことに気づけただけ、自分に何も期待しなくて済むから楽だ。

 最初から、そうすればよかった。そうしていれば楽だった。



 でもやっぱりちょっと、期待している。


 そんな自分が一番嫌いだと、手紙にも書いてあった。

 本当に変わらないな。

1/17/2024, 4:28:43 PM

「花咲か爺さんの対義語って木枯らし婆さんでええのかな。」

 友達がまた馬鹿なことを言っていた。

「アホか。爺さんの対義語は姉さんやろ。」
「そか。木枯らし姉さんか。」
「おう。」
「……」
「……」
「……なんやそれ」
「いやそっちが先に言い出したんや。」
「でも、なんかええなぁ、木枯らし姉さん。惚れたら終わり、生命力を吸い取られて最期は灰に……」
「それ、花咲か爺さんやないの。灰撒いて花咲かすやつや。」
「……え、じゃあ花咲か爺さんの灰って、木枯らし姉さんに惚れた男の……」
「アホか。」

 やっぱり、アホや。

1/14/2024, 8:16:11 PM

 どうして、置いていったの?

 そんなの、当人にしかわからない。

 解のない問いを投げ続ける。自責に近いような、自戒に似ているような。

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