語り部シルヴァ

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1/14/2026, 11:33:28 AM

『どうして』

「な。なあ、その銃を降ろしてくれよ。」
冗談じゃない状況で無理に笑おうとして
口角が引きつっている。
その言葉に動じず銃を構える。

「俺の事そんな信用ないか?信じてくれよ。」
涙目になって必死に弁明する彼を見て沸き上がる怒りが
どんどん冷静になっていく。

「...じゃあ私のこと好き?」
「...!あ、あぁ!もちろんさ!好きだy」

答えを言い切る前に眉間と心臓両方を撃ち抜く。
「と"お"し"...て"...」
彼だったものは形を保てなくなって溶けていった。

彼は...自分のことは僕って言うし
外じゃ好きって言う勇気を持ってないチキン野郎だ。
彼はちゃんと生きているだろうか...

私ができることは偽物を撃ち抜いて本物に会うことだ。
あぁ...ドッペルゲンガーが大量発生なんて、
どうしてこうなったんだ。

語り部シルヴァ

1/13/2026, 10:23:39 AM

『夢を見てたい』

目覚ましが鳴っている。
反射的に布団から手だけ伸ばして
スマホを掴んで引きずり戻す。
真っ暗な布団の中でスマホのあかりが眩しく光る。
目が慣れていくのと同時にスマホの明るさの自動調節が入る。

午前2時。起きる予定までまだ時間はある。
スマホを戻して目を瞑る。
0時には寝たはずなのにもう3回は起きている。

まだ...安定していないのかな。
どうか次は目覚ましが鳴るまで起きませんように。
好きな物をいっぱい食べたりとか、
可愛い犬や猫に囲まれたりとかそんな夢を見たいのに...

不安になりつつも布団のあったかさが意識をぼかす。
次は...次こそは...いい...夢を...

語り部シルヴァ

1/12/2026, 10:07:43 AM

『ずっとこのまま』

デジタル時計が点滅する。もう少しで正時だ。
あと数時間もすれば寝ないといけない。
これまで好きな時間に寝て好きな時間に起きていたが...
ずっとそんな生活を送る訳にもいかない。

いい加減変わらないと。そう思いつつ求人票から
仕事をしらみ潰しに探し、やっとのこと内定を貰った。
心の準備を貰うというていで2週間ほど時間を貰った。

今日で最後の日だった。
さて...いよいよ始まってしまう。
ずっと目指していた社会人と、
ずっとこのまま堕落した生活を送りたい自分が葛藤している。

誰だって後者を選びたい。
そういわけにはいかないよなあと
どっかで救いを期待している自分にため息をついた。

何言ったってもう後戻りはできない。
そう言い聞かせ新しい生活に期待することにした。

語り部シルヴァ

1/11/2026, 10:08:06 AM

『寒さが身に染みて』

ヒートテックを着た。
カイロを貼った。
厚手のジャンパーも着た。
フワッフワのマフラーを巻いた。
モコモコの手袋を付けた。

それなのに隙間さえあれば肌を
直接撫でるような寒さが全身に回る。
なんだこれは。身につけたもの全部お荷物じゃないか。

これだから冬は嫌いなんだ。
あーもうやだ。寒いし動きづらいし。
もう泣きそうだ。

感想で滲み出る涙すら北風は容赦なく吹き飛ばす。
せめて涙くらいは見逃してくれよ。

あーだから冬は嫌い。

語り部シルヴァ

1/10/2026, 10:08:05 AM

『20歳』

20年。正直幼少期の頃なんて
覚えていないからだいたい16年間。
自分はもうそんなに生きたんだ。

なんてこと言えば「まだまだこれから」
なんて言われるだろうけどね。
それでも初めての成人の節目を迎える身としては
そんな風に思える。

これからの言動には社会的制裁が待ってるかもしれない。
軽はずみな言動が人生を終わらせるトリガーに
なるかもしれない。
そんな意識を叩きつけに来るのが今日という日だと思う。

まあ明日には
結局いつも通りの日常を迎えるんだろうけどね...。

語り部シルヴァ

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