『冬晴れ』
外は憎たらしい風が吹いていない。
雲がいつもよりのんびりと流れていく。
濃い青い色が永遠と伸びる空。
太陽が睨みつけるからか
いつもより厚着する必要は無さそうだ。
...まあ今日に限って外に出る予定は無いのだけど。
コーヒー片手にベランダに出る。
コーヒーから出る湯気は優しくゆっくりと空に消えていく。
いいな。なんというか...この空気というか...
何も無いけどそれが心地良さを作ってくれている気がする。
今日はいい日だ。
そう思いながらコーヒーを運ぶも
湯気に触れた唇がまだ早いと飲むのを拒んだ。
語り部シルヴァ
『幸せとは』
自分は精神的な病気持ちだ。
夜は不安で眠れないし寝れたとしても
上司に叱責される夢を見る。
太陽の光は嫌いで最近はご飯を食べる気も失せてきた。
...辛いって感覚も薄れてきたかもしれない。
今生きてるのは死ぬ気力が無いから。
生きるのも死ぬのもめんどくさい。
今もベッドの上で天井を見つめることしか出来ない。
ため息をついているとスマホから
メッセージアプリの通知音が鳴る。
珍しい...誰だろう。
"やあ、今日はゆっくり眠れた?"
最近メッセージをくれる高校の同級生だ。
事情を説明してもないのに何か察したか話しかけてくれる。
人と話すのも久しぶりでちゃんと返せてるかな...
でも、返事を考えてるこの瞬間は心が少し軽くなる。
そんな気がするんだ。
語り部シルヴァ
『日の出』
最近のゲームはすごい。
よりリアルに近いグラフィックだったり、
ゲームの味が引き出されていたり...
画面がどんどん明るくなっていく。
ゲームの世界は夜が明けていく。
優しくて明るい日の出。
これがリアルなら暖かいんだろうなあ。
この部屋は暖房が効いてて毛布もある。
暖かいけど...寒い。
スマホで時間を確認する。
...7時前。
あと少しすれば日の出だ。
...今年は見てみようかな。
厚着して外に出る準備を始めた。
語り部シルヴァ
『今年の抱負』
「なー、今年の抱負とかってある?」
目の前の敵を倒しながら正月っぽいことを聞いてみる。
「んー、特にない。かなあ。どうせ忘れるし。」
「せっかくのお正月なんだしそういうのしないんだ。」
「正月だからだよ。
逆に聞くけど去年の正月に抱負を決めてたとして、
年末まで覚えていたか?」
友人からの質問が胸に刺さる。
確かに去年の豊富は覚えていない...
「た...確かに...」
「だろ?どうせ年末...いや1週間後には忘れているんだし、
好きに生きてりゃいいと思う。
ま、血眼になってまで変えたいことがあるんなら
決めるのはありかもな。」
そう言って目の前の敵を倒しゲームクリアする友人。
「なるほどね...じゃあ今年はお前とこうやって
ゲームする時間がいっぱいあったらいいな。」
なんだそれ。と返されたが小馬鹿にしながら
少し照れくさそうに笑う友人の顔が浮かんだ。
語り部シルヴァ
『新年』
日記をつけていると書き間違えた箇所に気づく。
202"5"▶︎202"6"。これで良し。
まだ昨年までのくせが抜けていないようだ。
去年もやらかしていたのか2024の"4"部分が
黒く塗りつぶされて隣に"5"と書かれている。
毎年やっているようなそうでもないような...
なんて思いながらも今日の出来事を書く。
「新年が始まった。毎年のことだが.......」
今年はどんな年にしようか。どんなことがあるか楽しみだ。
今年もよろしくお願いします。
最後に新年の挨拶を添えて日記を閉じた。
語り部シルヴァ