「あなたとわたし」
楽観的なあなたと悲観的なわたし。
相反するのになぜか波長が合うね。
反対だからこそ噛み合うのかな。
あなたが楽しい時わたしも楽しい。
あなたがつらい時わたしもつらい。
わたしが楽しい時、つらい時、あなたはどう感じるかな。
見える世界が違うからあなたの世界を少し見せてほしい。
わたしに理解できるかわからないけれど。
「柔らかい雨」
どんよりとした空から冷たい雨が降りかかる。
負けた。
青春すべてを懸けてきたのに。
私の3年はなんだったんだろう。
こんな惨めな思いをするために汗を流してきたのか。
当時はそう思っていた。努力は報われないと強く思った。
才能が全てだと思った。
何もかも投げ出してやろうと思った。
意味がないなら頑張る意味もないと思った。
誰のために。何のために。
真っ黒な気持ちを洗い流すように柔らかい雨が降り注いだ。
なぜだろう。
いつもは嫌いな雨が少し好きになった日だった。
「一筋の光」
雲の隙間から溢れる一筋の光
上を見なければ分からなかった空の美しさ。
淡い光が地面を照らす。
私の往く路を照らす。
ただ真っ直ぐに伸びる光。力強く、優しく輝く。
そこに向かってただ進む。
正しいかどうかは人生の終わりにしか分からない。
今は光の方向へ進むだけ。
「哀愁をそそる」
あっという間に季節は変わる。
風が冷たくて。日が落ちるのが早くて。
一日が短く感じる。
なんだか切ない気持ちになる。
寂しい気もするけどそういう風景も一瞬。
今しかないものを目を向けて。
今しか感じれないものに目を向けて。
人生も一瞬なのかな。
「永遠に」
持論だけど想いは「永遠に」続くと思っている。
くさいセリフだけどそう願っている。
一人君を残さないようにあえて伝えなかった好きという思い。言葉。
あの時伝えれば苦しい思いをしなかったかと考えると後悔するけどそれは僕だけだね。
君に伝えてしまったら君が苦しむことになるから。
深い意味だからこそ伝えなかったんだよ。軽々しくは言えなかったんだよ。
忘れられない人になったよ。