どこかのJK。

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3/24/2023, 10:02:46 AM

特別な存在

大好きな彼には可愛い彼女がいる。
綺麗な髪にぱっちりとした目。
小さい鼻につやつやな唇。
陶器みたいな肌にはシミもそばかすもアザもない。
かくいう私は、
くせっ毛で細い目。
団子鼻にかさかさの唇。
こんがりと焼けた肌にはアザがいくつもある。
ある日夢を見た。
可愛いあの子になった夢。
大好きな彼とデートして楽しく過ごすはずなのに、
彼の目は私を見ていなかった。
そこで私は気づいてしまった。
私は見た目が変わっても、

彼の特別な存在にはなれないと。

2/17/2023, 9:28:50 AM

誰よりも

詐欺師。
何回聞けばいいんだろうその台詞。
容姿端麗、才色兼備。
この言葉はまさに僕の為にある。
自己肯定感が高いと思うだろう。
しかし本当だ。
実際今まで何人の人と恋をしてきたか。
その度に言われる。
性格が悪くて、どうしようも無いと。
辛い。悲しい。苦しい。
みんな僕の中身より外見や評価を気にする。
当たり前だけど何度もそのことで傷つけられる。
こんな僕に、

誰よりも愛してくれる人はいるのだろうか。

2/14/2023, 10:00:29 AM

待ってて

君が姿を消して約1年。
本当に長かった。
辛かった。
やっと君のいる場所を見つけられた。
ただの家出かと思った。
でも違かったんだね。
僕のせいなんだよね。
気づいてあげられなくてごめんね。
やっぱり君には僕は重すぎたね。
でもやっぱり君が好きだから。
今からそっちに行くから。

待っててね。

2/9/2023, 7:26:17 AM

スマイル

スマイルと笑顔
なんとなくだけど
スマイルって作った笑顔みたいに思える。
ポツリと出た独り言。
静かな教室には小さな声でも響いたらしい。
じゃあ僕のはどっちでしょーか。
口角を上げた君が聞いてくる。
笑顔でしょ。
教室にいた他の奴らが口を揃える。
せーかーい。
君が明るく言う。
嘘つき。
本当の事を言わずに君はまた、

スマイルをうかべる。

2/8/2023, 4:24:51 AM

どこにも書けないこと

どこにも書けないことをここに書くという、
矛盾を起こしている。
僕は僕であり僕では無い。
ポエムみたいだけど本当だ。
自分が作り出した僕と、
他人が作り出した"ボク"がいる。
そんなの当たり前だし、
全ての人がそうだと思っている。
だからこそ生きにくい。
僕の存在はボクにとって邪魔でしかない。

僕なんて居なくなればいいのにね。

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