美しい
何が美しく何が美しくないのか。
そんなのただの人からの評価でしか限らない。
それぞれの評価や感じ方があるはずなのに、
ひとつの低評価が辛い。
そしてそれによって付いてくる優劣も怖い。
どんなに美しいと言われても、
どんなに綺麗と言われても、
1つの汚いおぞましいがその言葉以上の、
重みがあり私を押しつぶす。
なのに私より楽しそうだ。
あの人は私より低評価が多いのに。
たった1つの高評価に重みがあるのか。
なあ、
僕のあの人どっちの方が綺麗なのだろう。
この世界は
こんな世界大っ嫌いだ
正直者が馬鹿を見て
嘘つきが成功する
真面目なやつが損をして
不真面目なやつが得をする
どんなに努力して頑張ったとしても
天才に秀才は勝てない
どんなに綺麗になるために努力しても
後ろ指を刺される
子供の頃見てた綺麗な世界は
いつしか黒く汚く見える
それなのに
どうして
そんな世界にまだ希望をもち生き続けるのだろう
どうして
どうしてそんなに優しいの。
あなたのことが大好きだからよ。
どうしてそんなに声が綺麗なの。
あなたの耳にすぐに届くようによ。
どうして僕を気にするの。
あなたのことが大切だからよ。
どうしてずっとベッドの上にいるの。
あなたを待っているからよ。
どうして僕の所には来ないの。
あなたが来てくれるって知ってるからよ。
どうしてずっと笑顔でいれるの。
あなたを見ていると幸せだからよ。
じゃあ、どうして、どうして、どうして、
泣いてるの。
あなたともっと一緒に生きていたいからよ。
夢を見てたい
おはよう。
声をかけられて体を動かす。
朝ごはんを食べて綺麗なシャツを着て学校に行く。
友達とくだらない話をして遊んで帰る。
家にはおっきな犬がいて僕を出迎えてくれる。
夕ご飯はあったかくっておいしくって。
暖かいお風呂に入ってふかふかのベットで寝る。
おきろグズ。
大きな怒鳴り声で体を動かす。
朝ごはんはなくて汚れた洋服で家を出る。
独りで歩いて色んな場所に行って帰らない。
家には怖い父親がいて僕を殴る。
夕ご飯はたまにあるけど犬用のご飯。
お風呂なんて入ったことないしいつもベランダで寝る。
そんな日常嫌だ。
だから僕は夢を見ていたいから夢にしたいから。
空に大きく1歩踏み出した。
ずっとこのまま
生まれてからずっと君と一緒。
僕は大きくなるけど、
君は変わらない。
僕の見た目が変わって、
性格が変わって、
親に見放されても、
君は僕のそばにいてくれた。
人間にずっとは無いけど、
君にはずっとがある。
どんなに糸がほつれても、
中の綿が出ても、
ずっとこのまま_____。