9/18/2023, 10:45:23 AM
高いビルの屋上から見るこのネオン色の夜景は
いつか見た夢のような空想のような
されど、寂しい泡沫の幻のような輝きをしていた。
そんな輝きを見つめ一つ息を吐き、
まるで夜景から遠ざかるように背を向け
重たい足取りを明日へと進めた。
9/17/2023, 10:34:38 AM
赤、黄、白
色とりどりの花畑で
一人立つ君の姿はどこか儚く美しく
されど、凛として鮮やかな印象だった。
まるで君自身が花になったように、
陽の光を浴びて咲き誇る向日葵のように。
9/16/2023, 12:56:48 PM
君眠る土の前、手と手を合わせ祈れば
冷たい風が頬を撫で
ポツリと小さな雫が輪郭をなぞる
「あぁ、空も泣いている」
1人そう呟けば
ただ雨と涙だけが混じり合った。