高く高く
周りは、自分より綺麗な人や歌やダンスが上手な人、そこに加えてプラスアルファを持っている人がたくさんいた。
アイドルに向いてないのでは?と悩んだ日々もあった。
それでも、トップアイドルになりたいって夢は諦めきれなかった。
たとえ届かない夢だとしても、叶うわけないと笑われてしまっても…。
小さい頃の自分に元気をくれたあの人たちみたいになりたいて願いは捨てられなかった。
雲を突き抜けるくらい高く高く手を伸ばした。
一番星は遥か遠くにある。それでもいつか誰かを照らすアイドルになろう。
子供のように
りんご飴を買って、嬉しそうに見つめる君が眩しい
きっと明日も
あなたと過ごした日々を忘れることはない。
温かい歌声も、静かな夜空を寝ころびながら眺めたことも。100年経った今も忘れることはない。
きっと明日もその先も、あなたのいない世界で
かけがえのないあの頃を思い出すのだろう。
ジャングルジム
公園や学校にある定番の遊具であるジャングルジム。
大人になってから考えると、ちょっと不思議な名前である。
中に入って登っていくのがジャングル散策みたいだから、ジャングルとついているのだろう。
では、ジムはどういう意味なのだろうか?
懸垂したり登ったりして体を鍛えられるから?
子どもの頃には考えなかったことに想いを馳せると、新しい発見や考察ができて面白い。
それはまるで、ジャングルジムのてっぺんから街が見渡せた時のようにわくわくするのだ。
私の日記帳
日記帳は、私の喜怒哀楽を知っている。
友達や家族との思い出は1日分に書ききれないくらいの喜びをたくさん綴り、人生が行き詰まりどうしようもなく悲しい時はその思いをぶつけた。
ふと、あの時何を考えていたか気になり日記帳を開くと今の悩みを解決するヒントが見つかることがある。
日記をつけ始めて今年で3冊目に入るが、今日書いた記録は遠い未来の自分の道標になるのかもしれない。
だから今日も私は日記帳を書く。