2/28/2023, 7:30:45 PM
遠いはずの場所がいつの間にか居場所になっていた。
見慣れた景色は、歳を重ねるごとに変わっていて、元いた場所が遠い街になっていく。
出会い、別れを繰り返して、人も街も昔とは違う景色でも、今ならその全てがその時は必要だったと言える。
「随分遠くまで来たものだ。」
後ろを見やると、少しだけど脚から疲れが抜けたような気がした。
「まだまだ大丈夫。」
声に乗せれば、先はそんなに遠くない気がした。
きっとこの今も必要な時なのだ。
理由は今はいい。
やれることがあるなら、
まだ闘える、それなら進んで変えていこう。
2/28/2023, 4:27:21 AM
人様に迷惑をかけないように。
心配をかけないように。
遠慮の多い人生だった。
自分を押し通せないまま誰かに譲ってばかりの道は、何をしてよいか分からない迷路になって、生きにくい日々になる。
空間を逃避したい。次元を逃避したい。人間から逃避したい。挙げていけばきりがないほどに。
でも、どうしても逃げたくないものができたとき、確固たる基準ができた。
守りたいから、今は、絶対に譲ってはいけない。苦しくても、今は自分を押し通す時だ。
先は不透明で不安でしかないけど、あのときはああだったねと振り返られる日を胸に、遠慮せず生きていく。
2/26/2023, 3:35:36 PM
夢を見ているだろうか。怖気付いていないだろうか。素直でいられているだろうか。
色々気になり出したら止まることはないのだけど、結局は。
君は今、心身ともに健やかでいられているなら、大丈夫なのだろう。
最低限のようで、絶対条件。簡単そうで、意外に難しい。
多くを求めたくなるのは期待のしるし。一つを求めるは、願いそのものだ。
期待に合わせなくていいから、無事でいて。ただただ、無事で。