8/12/2025, 2:20:45 PM
真夏の記憶は
いつも烈しく
すこしすずしい
肌を焦がす日光と
滝のような蝉の声
サンダル越しのコンクリートの熱
木陰を通る風に冷める汗
土の香りのする祖母の手
野菜の茎を切る音
すべてが鮮やかで 眩しくて
かげろうのように揺れて
ずっと忘れない気がするのに
いまにも忘れてしまいそう
わたしの中の真夏
4/15/2025, 3:28:17 PM
もうつかれた 全部
4/11/2025, 3:23:04 PM
君と僕が分かり合える日は来ないよ
永遠に来ない
永遠に僕らは別個体だよ
別個体だから互いを見つめて
互いを認識できる
君と僕が分かり合える日は
永遠に来なくて
だから永遠に慈しみ合う
4/10/2025, 5:17:21 PM
夢へ!
とか元気に言えるやつに夢語られたくない
ひとりで前向いて勝手に走り去ってほしい
こっちに語りかけてくんな
2/17/2025, 1:02:19 PM
輝きは
ささやかで 一瞬で
すぐに無くなってしまいそうな
それくらいが好い
手のひらで そっと包んで
あたためていたくなるような
磨り硝子の向こうの光り
あたたかな 明るさ
傍らに在るのを
時折眺めては胸が温まるような
そんな生き方ができたら
どんなにか良いだろう