逢いたいって
言われなくなって、
そんな自分に
何が問題なのかって
自問自答したって
ただ、苦しくなって
辛くなってって
自分が壊れていって。
辛い時は
一人で抱え込まないでって、
そう言ったって
一人で抱え込んでって、
もし、ね
あなたの心臓になれたらな って、
願ったって
叶わなくたって
どうであったって
僕、はさ
あなたの心臓になれたらなって
貫き通すんだって
あなたが
藍色の空で映えるまで
僕は助けたいんだよ
#21 1000年先も
勿忘草を君に
隠したい
遠くで怯える一方向の、視線
どろどろ。どろどろ。
はにかむ君に、どんどん
どろどろ。どろどろ。
はなしたい
君に恋をしたのか、真か
窓に恋をしてるみたいだ。
だんだん。だんだん。
溢れる言葉は、炭酸
だんだん。だんだん。
渡したい
忘れたくても思い、出す
そういう僕は
さらさら。さらさら。
でも、忘れたいと思う気持ちなど
さらさら。さらさら
ない。
#20 勿忘草
灰になる
仮組みされた私の心臓は
不透明に宙を舞う
今になる
僥倖なる辺鄙な世界は
軈て、砕けて塵となる
天を這う
空を借り、青天の霹靂
大冒険 幕は降りた
大世界で小規模な争いに
我々は一生懸命に戦っている
それが醜くとも、ダサくあれども、
今 目の前にある大世界で
私を 生かしている
#19 ブランコ
答えてよ。ねぇ。
僕の臓器は本の中
栞を一枚挟んでみたい
助けてよ。ねぇ。
大気圏ほどではないけど
貴方の心は手に持っている
世界と呼吸する僕は
感傷する未来で
貴方と息を吸う
僕たち全員世界平和軍団
助けて助けられ
双方に交差して征く
助けて、たすけて、さぁ助けよう。
帰路は大綺麗で
世界と調和し会話を奏でるさ
さぁ、さぁ。
未来は君の手の中だ。
#18 旅路の果てに
あなたはなぜ逃げる
自分を大切にするが故か
やる気が消えたからか
誰も分からない答えを
君はずっと探している
なぜ、そこまでして固執するか
人を助けることが夢であるならば
まずは、自分の未来を助けなよ
そういったって、
言葉はゴミに成り下がる
信じる人間は言葉が言葉になり
信じる人間以外は、言葉にならない。
俺には理解が出来ない。
いや、昔はそうだったかもしれない
自分が変わりたい一心で
世界に触れてみたんだ
最初は何もかもが嫌だった。
だって
俺が壊れた原因の世界だったから
けど
もう一度立ち会ってみたんだ。
つらくて、くるしかった。
けど
引き下がれなかった
もう
前を進むしかなかった
俺が誰かを、
世界から引き戻すのは
迷惑なのかもしれない
俺は俺であって
他人は他人でしかない
そう思っているのに
身体が言う事を聞こうとしなかった
助けたくて仕方がなかった。
良い経験がまた手に入った。
人と関わるのはこれだから辞められない
人はきっかけで動く、綺麗な存在みたいだ。
#17 あなたに届けたい