俺は別にあなたのこと嫌いではないですよ。
私はあなたのこと嫌いですけどね。
あの人のアーティストチックな考え方には
俺が先に参ってしまう。
あの人は理解していないだろう。
何度言ったって理解はしないのだから。
それに変わって俺は、
直感でしか動けない。まぁ勿論、考えることはあるけど、大概が直感だ。直感しか勝たん。
何故こんなにも直感を押すかと言うと、
知らん。
まぁ強いて言うなら、何の汚さもないからだ。
自分のその時に思った率直の想いだけの、綺麗な意見だからだ。まぁ、それが故に嫌われたのかな。
俺にはあの人のことは分からないし、
あの人も俺の事は絶対に分からない。
人それぞれ価値観があるのだから、
その価値観を認めてあげれない理由が俺には分からん。
俺は、人を心底嫌いになることは、ないと思う。
したとして、軽蔑とかだろう。
人間性が欠如しているような行動や犯罪を犯した時だろう。最近で言う、回転寿司とかだ。
何がしたいのかも分からない。もはや、
あんなことしようなんて俺は考えたこともなかった。
欲求不満のが度を通り越しすぎた、腐った心なんだろう
だけど、そんな行動をするのにも理由があるはずだ。
環境だったり、親の教育、色んなものが上手くいかなかったのだろう。気の毒だ。
その子の魂はそんな非道な事を欲したのだろうか。
俺は自分でもわかる。人に干渉しすぎなのだ。
いい人間でも、悪い人間でも、干渉してしまう。
これも、環境のせいだ。
そう、逃げていたのかもしれない。
ちゃんと向き合おうと思う。今は今。過去は過去。
忘れられない事柄は忘れられないかもしれないが、
忘れられるものはきっとある。
自分の考え方さえ少しでも変えれば可能性はある。
話は変わるが、自己分析した結果、
俺は人の顔や名前を覚えるのがどうも早いらしい。
あの人の顔や名前を忘れようと、頭のごみ捨て場に
捨てようと思っても燃えないのだ。
特に顔だ。誰に関してもそうなのだが、
一瞬で覚えてしまう。が故に、忘れられない。
忘れようと思っても忘れられない。
視覚的情報能力が強いが故に、長所か短所か分からなくなる。だから、
もしいつか俺が死んで、
輪廻転生した暁には、もう一度このこの能力を持って、また生まれ変わった俺で、
生まれ変わったあなたを探しに行きたい。
#ここではない、どこかで
勉強をしていると、よく褒められる。
俺には理解ができない。
ただ勉強をしているだけなのに。
それは難しいことではない。むしろ簡単だ。
極論、誰かに見られている所で真剣に勉強しているフリでもしたら、その人は勉強しているということになる。
第三者視点からしたら、「偉いね。勉強してて!」
「すごい!めちゃくちゃ勉強してたね!」
なんて言われるのは簡単にも程がある。
だが、
そう言われるにはある条件を満たさないといけない。
1つ、その場所の環境だ。
パッと想像しにくい人もいるだろう。
例えば、東京大学で勉強していたら、褒められるだろうか。図書館や、カフェ、塾の自習室、こういった場所では褒められることはほぼないだろう。
なぜなら、周りがみんな勉強していたり、
声には出せないような環境だからだ。
じゃあ逆に、どうしたら褒められるかを考えよう。
それは、低偏差値高校や、バイトの間の時間などだろう。低偏差値高校では、そもそも勉強する人が少ないから、勉強なんてしてたら、第三者視点からしたら驚きもんだ。バイトの間にも勉強などしていたら、
そりゃあ、言わずもがな褒められるだろう。
だから、勉強をする事は難しくない。
俺はひとつ思うことがある。
カフェや学校などのほうが勉強するのが得意な人は、
周囲に第三者視点がないと集中出来ない人。
いわば、外向的な人。と言ったところだろうか。
家や静かな1人での空間の方が勉強するのが得意な人は、
周りに見られるのを苦手で物事を隠れてこなしたい人。
いわば、内向的な人。と言ったところだろうか。
言わないでも分かると思うが、俺は後者でしかない。
後者以外の何者でもない。
ひとつ大事なことを言い忘れていた。
勉強をこなすことより、友達を作る方が大変なのだ。
#届かぬ想い
誰よりも、ずっと、あなたのことが好きです。
そんな思いで私は結婚した。
何事にも強く揺るがない男である。
1人目の子を授かり、強い心の持ち主だった。
2人目の子を授かった。繊細で感受性の高い心の持ち主だった。
段々と月日が経つにつれて、もちろん愛は減っていく。
日に日に増えていく夫の怒号の嵐
それが私には辛かった。
仕事をして疲れて帰ってきても、
家に帰れば夫の
「飯がない!!。ビールがない!!」
その後も怒りの余韻が亡くならないのか、
色々なことをぶつぶつ言っているのを見て苦しくなる。
もう1人目の子を授かって少し経ったあの時に大人しく
離婚しておけば良かったんだ。
そんなことを回想すると、2人目の子が私の心を
理解してくれていたようだ。
私は悩みを話した。何故か、2人目の息子も泣いている。けど、心はスッキリした。
4/9 昼過ぎ。その日に家族最大の怒鳴り合いが起きた。
私の不満は募る一方で、
仕事から帰ってからの夫は、YouTubeを見ながら
ぐうたらするだけ。もちろん、私は家事。
あいつから飛び出る「ビール」
そんな単調な言葉は死ぬほど聞いた。
「ビールとか、何円すると思ってんのよ。
毎日2本飲んで、焼酎3、4回飲むってのに」
そんな文言をあいつのようにぶつぶつと言ってしまった
それを聞いたあいつが、大物の魚が針糸の餌に食いつくように、反論してきた。
「金なら、言ったらやるっていっとるやろ!!
誰もやらんとは言っとらん!!!」
違う。分かってない。やっぱり分かってない。
「金ならやるって言っても、いつもブツブツ言いながら
あげるじゃん!!」
と、言おうと思っても、あいつが、食いつくように反論する。
「俺はぶつぶつ言うかもしれんけど、言ったら出さんなんてことは1回もなか!!!」
だから違う。そういう事じゃない...
同じようなことで口論するばかり。
それを聞き付けた息子達が駆けつけた。
ひとつの線のように引き戸などを隔てながら
口論する様を、息子達は聞いていた。
私は必死に抑えた。
2人目の息子を。
私をいつも気遣ってくれて、笑わせてくれようとするが、誰かのためになると、自分を犠牲にしてでも誰かを守ろうとする、だから私は大事な息子を抑えた。
きっと、私の為に反論しようとすると思ったから。
やるせない気持ちが息子を襲ったのか分からないが、
「バン!」と、けたたましい音が私の耳を駆け巡った。
息子が壁を思いっきり殴っていた。
その1発に込められた力は凄まじく、
一瞬にして壁に穴を開けた。
もし、夫と近くで話していたと思うと想像するだけで
恐ろしい。
口論は勢いを増す一方で、
何事にも強く揺るがないあの夫が、
泣きながら
「お前の飯が美味しいから、怒っとんねん!
夜勤になってから、疲れて帰ってきては、作れてない作れてない。毎日のようにコンビニ弁当で、どれだけ嫌か分かっとるか?!」
そう言われても、私とほとんど同じ時間じゃないか。
そう思うと同時に込み上げてくる感情があった。
「あなたにとって私の価値というのは、ご飯を作ることなのだろうか...」
強い心の持ち主の1人目の息子も泣いていた。
繊細で感受性の高い2人目の息子はもちろん泣いていた。
息子達は黙って話を聞きながら静かに泣くだけ。
夫婦は怒鳴り合いながら泣きながら口論をする。
誰よりも、ずっとあなたのことが大嫌いです。
あの父親が、少し外に出ていった。
母親は少し気にしていたが、
「考えていても仕方がない。今は1人にさせておこ。」
と、俺が言うと、安心したかのように頷いた。
父親が帰ってくると、即座に部屋に籠った。
皆泣き疲れているはずだ。
だが、あの父親がどのように変わってくれるのか、
俺には検討もつかない。
今後が不安で仕方がない。
読んでくださりありがとうございます。
少し母親の立場になって考えてみたらこのような小説的な文章が出来上がりました。
母親には母親の悩みがあり、
父親には父親の悩みがあるとは思います。
ですが、僕は父親の行動には納得がいきません。
一緒に切磋琢磨して生きていくのが夫婦であり、
"結婚"というものなのではないのですか?
そんなにドス黒いものなのでしょうか。
僕はそんなドス黒いものにはしたくないです。
一緒に切磋琢磨して、色々な新しいことに挑戦して、
一緒に乗り越えていくものが夫婦だと僕は思います。
自分ひとつ思うことがあるんですけど、
"付き合う"ってなんなんですか?
結婚をしたいと思う人がいるから"付き合う"
んですよね?なんか、そういう考えでない人が
この世にはたくさんいることが結構驚きました。
"結婚前提でお付き合いして下さい!"
って、自分からしたら、「当たり前やろ」
って思いますね。
こちらからは以上です。
#誰よりも、ずっと
backnumberにハッピーエンドって曲あったよね?
#ハッピーエンド
見つめられると照れます
#見つめられると