umi

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9/9/2024, 8:04:37 PM

#世界に一つだけ

あそこにいる
手が届きそうで届かないところに

あそこにいる
すぐに行けるところなのに行けないところ

あそこにいる
壊れそうで崩れそうで怖くなる

あそこにいる
 あそこにいる
  あそこにいる

あそこに世界で一つだけの大切な存在

9/4/2024, 12:28:41 AM

#些細なことでも

なんで開けないの?
ブロックされたのかな?

「お待たせー。今日、何処でやるの?」
「駅前の居酒屋。やきとりが美味しいんだって。」

カラカラカラカラ
「あれ?メンバーこれだけ?」
「あー、これから3人来るよ。まだ仕事が終わらないんだって。」

「ん?どうしたの?」
「どうした?何かあったか?」
「些細なことでも言って。」

そこに、あの時見た少年がいた。

9/1/2024, 3:06:24 PM

#開けないライン

「どうしたの?突然。」
「ちょうど、こっちの方に用事があって来たから顔出したの。」
インターホンを鳴らしたのは、小学校からの幼馴染のサチだった。

「そうそう。来月、プチ同窓会があるんだって。連絡、きてる?」
「小林くんが、モモにも来てほしいって言ってたよ。」
小林くんとは、数年前に喧嘩したままだった。

サチが帰った後、久しぶりに小林くんのラインを開いてみた。
あれ?開けないライン
何故か、小林くんのラインだけ開けなかった。

8/28/2024, 11:50:33 AM

私は、次の駅で降りた。
少年が見えた場所を探す。
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、
私は走った。
あの交差点。。
あの場所。。。。。

それは、突然の君の訪問だった。

8/27/2024, 1:28:43 PM

古ぼけた日記帳を、彼は持っていた。
何故?
私の頭の中はグルグルした。
「返してよ!」
彼は困惑した顔をして、モゴモゴと口を動かした。
言うか、言わないか、わからないうちに、私は彼から日記帳を奪い取った。
そして、電車に飛び乗っていた。

暫く、頭が真っ白のまま、扉の前で立っていた。
だんだん、外の景色を見る余裕が出た。
雨がポツポツと降ってきた。
だんだんと強くなる。。

雨に佇む少年が見えた。

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