いてぺん

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7/4/2025, 10:54:22 AM

青い風そう聞いて思い浮かべるのはどんな風だろうか。
春に吹く爽やかな風?夏に吹くカラッとした気持ちのいい風?
いや、僕は冬の朝の風だと思う。
ひんやりした空気、通学のため外に出た途端に吹く冷たい風。
メガネが曇り凍えそうだけれど、雪がキラキラと光り、1面真っ白な景色の中吹く風は正真正銘青い風だと言っていいだろう。
僕はこんな風が好きだ。
色々な色をまとい季節や、その時々によって違う色の風が吹く。
僕はこのたくさんの色を持つ風に身を任せ遠くへ飛んで行きたい。

7/3/2025, 10:23:27 AM

遠くへ行きたい。
誰も私の知る人がいないところで、法もルールも、お金さえないとろこへ行きたい。
遠くへ。
まっさらで何も無い世界に。
遠くへ行ってそのまま消えてしまいたい。
そんな私は、まだ、ここにいていいだろうか。

7/2/2025, 10:41:03 AM

私の好きなクリスタル。私の憧れのクリスタル。
透き通っていて、まっさらで、綺麗という言葉がこんなに似合うものはあまりないわ。
でも、私はクリスタルにはなれそうにない。
唯一無二のあの感じも、私は在り来りな凡人だし
クリスタルはあんなに透き通っているのに、私の心はこんなにも真っ黒だわ。
何も上手くいかない私、心の奥は真っ黒で、小さな無視さえも愛せない。
綺麗で、まっさらな心を持ちたい。
そう願ったって私の過去は消せないわ。
私の憧れは遠すぎたみたいだわ。
これじゃあまるで、月とすっぽんね。

7/1/2025, 1:22:48 PM

夏の匂いになってきたね。
そう彼氏に告げた。
彼氏からはこう返ってきた。
え?夏の匂いってなに?
少し驚きながらも困惑しているのが伝わってくる。
私は理解できなかった。夏の匂いが分からない?彼にとっての夏はなんなのだろうか。ただの暑い季節なのだろうか。
あの、緑に生い茂った葉っぱの匂い、カラッとした空気の匂いにたまに吹く生暖かい風、蝉の鳴く声、青と白が入り交じる空全部揃ってこそ夏になったんじゃないの?
私は田舎で育ったものだから生い茂った若葉の香りにはたくさんの思い出がある。
そんな小さなことを共有できないことを知った。
どんな環境で生まれ育ったか、何に目を向け見聞きしてきたのか。
そんな些細な違いで私たちはすれ違っていくのだろう。
なんだか寂しくなり私は口を噤んだ。
夏の匂いがそっと私の鼻をくすぐった。

7/1/2025, 6:45:57 AM

カーテンから朝日が差し込む今日という1日が始まったのだ。
眩い光が差し込む薄暗い部屋で今日もいいわけを考える。
いつもと同じように母が私に聞いてくる。今日、学校はどうするの?
私はお腹が痛いからと答える。
憂鬱だ。身体も心も重いそんなことを考えながらまた眠りにつく。
明日なんて来なくたっていいのに

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