♯ 作文
作文の書き方を習った時のことを今でも思い出す。
書き出しは擬音等で読み手の興味を引く事を薦める。
「私は」「僕は」から書き始めると面白くないのでやめましょう。
今でもはっきりと覚えている。
作文ではないけれど「吾輩は猫である」と書き始めている作品がある。
すごく興味をそそられるではないかと思うけれど。
♯ 接客業
世の中の人、全員人生一度は接客業を経験した方が良い。
理不尽にキレてくる輩。
いっぺん自分がされてみろ!
最近はカスハラは法改正され、少しは変な輩は減るのだろうか。ヤカラは合法に攻める手立てを考えてくるだろうけど。
何度も何度も電話をかけてきたり、キレてこないが、何度も何度も同じ会話が繰り返されたり、穏やかに話しながら、向こうからは要求は一切言葉にしない。ジワジワと嫌がらせをしてくる。こんなヤカラを締め出して欲しい。
♯ heart to heart
待ち合わせが10:30。
だと思っていた。
明日何時にする?
と聞いた答えだったから。
時間に間に合うように家を出た。
でも実際はツレが家を出る時間が10:30だった。
そんなことある?と思いながらゆっくり駅に向かう。
実際目的地に着く時間が思っていた時刻より30分程度遅くなる。急いでいなくても何となく不快感。
まー、せっかくのお出かけ。気を取り直して電車に乗る。
乗り換えがあった為に、ホームを移動していた。振り返るとツレが来ていない。私は乗り換えのホームに向かっているのに、ツレはついて来ていない。
振り返り、階段を見上げると
「ねー、ちょっとー、手伝ってあげよーよー。」と降りかけていた階段をまた上がって行くツレ。
おばあさんが荷物を持って階段を登っていたのを、手伝いたいと。
そんなことなら早く言えよ!とばかりに私も階段を駆け上がる。
でも私はすでに一度見過ごしていた。そのおばあさんと既にすれ違っていた。
何ということ。自分がすごく恥ずかしかった。
見てないはずもないのに、気が付かなかった。
そう言えば、ツレは以前、道に落ちていたゴミを拾っていた。その姿を見て、すごいな!と思っていた。私は潔癖症ではないが、道のゴミは素手では拾えない。ゴミ拾いボランティアなら手袋等しているだろうし拾う事ができるが、素手で拾ってゴミ箱に入れる事はできない。落ちていることに気が付きもしないかも知れない。
こういう時に人間性が出るのだなーと感じた。
思いやりのない自分を恥ずかしく思う。
帰りの電車。
二人連れだと気がついたら方が席を譲って
くれたので、二人して座って帰れた。
ツレの徳の高さ故に座れたのだ。
待ち合わせの時間の事はもう忘れよう
♯ 平均値
「あんた、面白く無いわね」
成績順位を見た一言。
面白く無いって?
良くもなく、悪くもない。
上からみても、下からみても変わらない。真ん中。
褒められた記憶は無い。
もしも、上位であったなら褒められていたんだろうか。
もしも最下位であったなら叱られていたんだろうか。
目標は真ん中。目標は平均値。
頑張って一位になれるならなりたい。でも目指すは普通。標準。平均値。
完璧に達成してしまった。
人知れず喜ぶ本人とは裏腹に、側では面白く無いと思っている人がいる。この温度差。これこそ面白い。
遠い記憶
寒空の中、ふと思い出した。
♯ 優しくしないで
わたしだけ
世界中の誰でもなく、わたしだけ
その優しさはわたしだけに向けて欲しい
優しくしないで、他の誰にも
社交辞令でもイヤなの
気が利いた言葉でなくていいから
クールに見せててもやきもち焼きなの、わたし
なんて甘えてみたいけど、言えない
空想の中だけの甘い束縛の時間