お題『たまには』
今日は朝からついてなかった
髪留めが切れて家をでるのが遅れてしまった
走ったけれど目の前でバスが行ってしまって
ギリギリ間に合ってホッとしたら
些細なミスで迷惑かけて
やけ食いしようとコンビニ寄ったら
お目当ての期間限定スィーツは売り切れてて
あーもー いやだーって
のたのた歩いてたら曲がる道を間違えた
本当にとことんついてない
こんな日は早く帰って寝たいのに!
早足で道を抜けてたら目の端に見えた『本』の文字
古本屋なんていつ以来だろ
フラフラ引き寄せられてみたら
気になってた本がまとめ売り
ゲンキンな私は
今日は少し良い日かもって
ホクホク顔で会計すませて
大通りまであと少しのところに
今度は『手作りパン』の文字
行くしかないでしょって引き寄せられたら
カフェスペースにオシャレなジャズ
ほんのり甘いさくらラテを口に含んで読書タイム
すっかり春を満喫して
明日の朝ごはんには手作りパン
たまには回り道も悪くない
春の気配を感じながらのんびり帰ろう
今日は素敵な1日だった
また明日も頑張ろう!
お題『大好きな君に』
付き合ったとき
私は言った
「好きです!付き合ってください」
キミは答えた
「は、はい!」
プロポーズのとき
私は言った
「必ず幸せにするね!」
キミは答えた
「末永くよろしくお願いします」
男勝りな私と穏やかなキミ
そんな私たちの新生活
「おはよう」から「おやすみなさい」
ずっと一緒にいる生活
私はさ、油断してたんだと思う
出会って20年もたつんだからって
結婚しても変わらないよって
買い物で隣で野菜を見ているキミに
テレビにツッコんでる私を微笑みながら見るキミに
寝ぼけてむにゃむにゃ言いながらまるまるキミに
ドキドキが止まらなくなるなんて…
なんだか少し悔しいけれど
なんだか凄く幸せだから
これからもずっと一緒にいてください!
お題『ひなまつり』
わたくしの名前は『ひなちゃん』
お雛様の『ひな』じゃないの
日向の『ひな』よ
素敵でしょ?
お隣ですましてるのは
旦那様の『だいくん』
いつもはのんびりな旦那様も
あの子の前では張り切るの
ちりめんの着物を整えて貰って
にっこり最高の笑顔で微笑むわ
「今年も綺麗!」
「凄く可愛い!」
「優しい笑顔が良いよね~」
ひなあられを頬張りながら
嬉しそうに
わたくしたちを褒めてくれる
わたくしたちの愛しい子
気づいているかしら
可愛くて綺麗で優しくて
大きな日向は貴女のほうよ
これからも、貴女の幸せを
一緒にお祝いしましょうね
お題『たった一つの希望』
姉様たちが散ってしまって
悲しくて泣いてたら
お空からも涙が降ってきて
ずーっと一緒に泣いてたの
少しずつ太陽が顔をだして
泣かないでって
たくさん明るくしてくれたから
私たちは嬉しくなって
太陽見つめて背伸びして
たくさん話して
たくさん遊んで
もう大丈夫だねって
太陽が少し遠くに行ってしまったら
なんだか眠くなっちゃって
ひとり、ひとり眠りに落ちて
刺すような寒さで目が覚めたの
空から白い花が落ちてきて
私たちは凍えてしまった
私たちは動けないのに
静かに 静かに
白い花は落ちてくる
もうすぐだから
光が差すから
きっと大丈夫だから
私たちはくっつき合いながら
たった一つの希望を待つの
何日も何日も
励ましあって
寄り添いあって
あれからどれだけたっただろ
雲の間から光が差した
ずっと待ち望んでいた暖かい光に
私たちは一目散に手を延ばすの
次々にみんな花を開いて咲いていく
私も自慢のドレスを広げて花開く
憧れの姉様たちのような
綺麗な花になれたかな
ヒラヒラ フワフワ
柔らかな日差しとともに
花が揺れる
私の花が誰かの希望になれたら良いな
お題『欲望』
美味しいものが食べたい
新しい服が欲しい
靴もカバンも合わせて買いたい
素敵な雑貨も集めたい
好きな作家さんの新刊や気になる漫画
好きなアニメのDVDやグッズ
あれも欲しい
これも欲しい
みんなが持ってるのに
私は持ってない
欲しい欲しい欲しい
どんどん出てくる
次々に湧き出てくる
なんだか疲れちゃった
そんな時はキミの横に座ってみる
何もしない
そのうち、欲しいって感情が静かになってく
キミの顔をみる
キミの声を聞く
満足して満たされる
最後に残った
『キミと一緒にずっと居たい』
この欲望は私の宝物
なんだか今日も幸せだね