お題『たった一つの希望』
姉様たちが散ってしまって
悲しくて泣いてたら
お空からも涙が降ってきて
ずーっと一緒に泣いてたの
少しずつ太陽が顔をだして
泣かないでって
たくさん明るくしてくれたから
私たちは嬉しくなって
太陽見つめて背伸びして
たくさん話して
たくさん遊んで
もう大丈夫だねって
太陽が少し遠くに行ってしまったら
なんだか眠くなっちゃって
ひとり、ひとり眠りに落ちて
刺すような寒さで目が覚めたの
空から白い花が落ちてきて
私たちは凍えてしまった
私たちは動けないのに
どんどん どんどん
白い花は落ちてくる
もうすぐだから
光が差すから
もうすぐだから
私たちはくっつき合いながら
たった一つの希望を待つの
何日も何日も
励ましあって
寄り添いあって
あれからどれだけたっただろ
雲の間から光が差した
ずっと待ち望んでいた暖かい光に
私たちは一目散に手を延ばすの
次々にみんな花を開いて咲いていく
私も自慢のドレスを広げて花開く
憧れの姉様たちのような
綺麗な花になれたかな
ヒラヒラ フワフワ
柔らかな日差しとともに
花が揺れる
私の花が誰かの希望になれたら良いな
3/2/2026, 12:23:28 PM