十目 一八

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3/2/2026, 12:23:28 PM

お題『たった一つの希望』

姉様たちが散ってしまって
悲しくて泣いてたら
お空からも涙が降ってきて
ずーっと一緒に泣いてたの

少しずつ太陽が顔をだして
泣かないでって
たくさん明るくしてくれたから
私たちは嬉しくなって
太陽見つめて背伸びして
たくさん話して
たくさん遊んで

もう大丈夫だねって
太陽が少し遠くに行ってしまったら
なんだか眠くなっちゃって
ひとり、ひとり眠りに落ちて

刺すような寒さで目が覚めたの
空から白い花が落ちてきて
私たちは凍えてしまった

私たちは動けないのに
どんどん どんどん
白い花は落ちてくる

もうすぐだから
光が差すから
もうすぐだから
私たちはくっつき合いながら
たった一つの希望を待つの

何日も何日も
励ましあって
寄り添いあって

あれからどれだけたっただろ
雲の間から光が差した
ずっと待ち望んでいた暖かい光に
私たちは一目散に手を延ばすの

次々にみんな花を開いて咲いていく
私も自慢のドレスを広げて花開く
憧れの姉様たちのような
綺麗な花になれたかな

ヒラヒラ フワフワ
柔らかな日差しとともに
花が揺れる

私の花が誰かの希望になれたら良いな

3/1/2026, 1:18:37 PM

お題『欲望』

美味しいものが食べたい
新しい服が欲しい
靴もカバンも合わせて買いたい
素敵な雑貨も集めたい
好きな作家さんの新刊や気になる漫画
好きなアニメのDVDやグッズ
あれも欲しい
これも欲しい

みんなが持ってるのに
私は持ってない
欲しい欲しい欲しい

どんどん出てくる
次々に湧き出てくる
なんだか疲れちゃった

そんな時はキミの横に座ってみる
何もしない
そのうち、欲しいって感情が無くなってく

キミの顔をみる
キミの声を聞く
満足して満たされる

最後に残った
『キミと一緒にずっと居たい』
この欲望は私の宝物
なんだか今日も幸せだね

2/28/2026, 3:58:00 PM

お題『遠くの街へ』

子供の頃はよく引越しをした
アチコチ転々と
短くて数ヶ月だったけど、だいたい1年くらい
中学校なんて1年ごとに変わって3校も行った
少しの間の家
少しの間の学校
少しの間の友達
少しの間の街
たまに思う事がある
あのまま、あの街で暮らしてたらどんな人生だったんだろう?

昔見た景色を辿って、ほんの少し知ってる遠くの街に行ってみて
『その街の私』に会ってみたい
あの後、そっちの学校はどうだった?
友達はどうしてる?
今はどんな仕事をしてるの?
家族は元気?
子供はいるのかな?
たくさん話して話してきっと凄く楽しい

でも、ふと寂しくなる
『今の街の私』は『今の街の家族』が居るから
私の街に帰ったら手紙を書こう
『遠くの街の私』ありがとう
元気でね
大変なときもあったけど
『私』の人生は満点だね