2/20/2024, 10:14:32 AM
同情しちゃうわ、かわいそうに
そう言って笑ったあなたのその性格の悪さに
私、同情してあげる。
ほんとにかわいそうな人。
2/19/2024, 10:57:26 AM
枯葉はカシャカシャと音を立てて、
子どもたちのダンスの伴奏を奏でてくれている。
「見て!!見てて!」
彼は微笑んで、二人の子どもたちを見つめながら携帯を取り出して
パシャッと一枚写真を撮った。
見ていますか。あなたの子どもたちはこんなにも大きくなって、本当にいい子たちに。
「おかあさーん!!見て!」
…見ていますよ。僕はこんなにも近くで。
彼は、お母さんと呼ばれた彼女の手を握ろうとして、でもやめた。
あのね、僕はあなたという人に会えて本当に本当に幸せだった。
2/18/2024, 2:24:56 PM
今日にさよならを告げて、私は今日もカレンダーの日付を触る。
昨年の2/18。
戻らせて。お願い。今日で最後にするから。
目を瞑る。強く、強く。
しょうがないなぁと言われた気がした。
風に吹かれる。真っ直ぐ過去へ落ちていく。
そして、
眩しい朝がやってくる。
2/18。あなたに会うために。
何回戻ってきても、何回謝っても、許されないくらい分かっている。
分かっている。
でも、あぁ、神様、あの人の背中を押してしまった私をどうか許してください。
2/17/2024, 12:05:15 PM
「この人、私お気に入りなんだよね」
全てはこの言葉を貰うため。
歌、ダンス、鏡の前での表情づくり、
ものすごく練習して、
どんどん上手くなって、
褒められることも増えてきて、
もっともっと好きになってもらいたくて。
元気を与えられるような存在になりたくて。
それでも。
飽きられて捨てられるのは本当に一瞬だった。
頭ではそんなもんだと分かってはいるけれど、それに常に怯えていた。
私はいつまでも皆にとっての一番のアイドルにはなれない。