私は、いつメンがいる。
美咲・海斗・千秋。
そして私、凛。
でも、私の居場所はここじゃないと感じる。
別にハブられてるわけでも不満がある訳でもない。
でも私の居場所は、“ここではないどこか。”だと思う。今のままでも幸せなはず、なのに。
〜放課後〜
「凛!帰ろ〜!」
「あっ、美咲。うん。」
いつも通り美咲と一緒に帰る放課後。
いつもはここではないどこか。な気がする。
でもこの気持ちを打ち明けることはないだろう。
〜夜〜
「はぁ。なんだろう。この違和感。」
すると鏡からもう1人自分が出てきた。
もう1人の自分は泣いていた。
そして、
「交換しよう。私の居場所はここ。」
と言った。私は少し嬉しさを感じた。
友達や家族と離れる寂しさはその時は感じなかった。
戻れるものなら無理やりにでも自分を止めたい。
なぜなら、
私の居場所は戦争後の家族や友達のいない孤独の世界だったから。
私は思った。
ここではないどこか。に行きたいと。
嗚呼。
君と最後に会った日は何時だろうか。
私は中学2年生。
1年生の頃いじめにあってそれ以来学校に行ったことがない。
別にいじめは慣れていた。
幼稚園の頃も小学校の頃も、親が離婚しているというだけでいじめられてきていた。
中学生の頃も初めはそうだった。
だけどある日、「杏奈」という、クラスメイトの少し抜けていて空気が読めず、周りと少し壁がある女の子が喋りかけてきた。
その子は私がいじめられていることに気づかなかったらしいが、私と一緒に行動しているうちに気づいたらしい。
もちろんその子は空気が読めないので、いじめっ子の3人組に注意をしに行った。
私はとても恥ずかしかった。
「いじめられている」ということを改めて言われた様で。
私はもう羞恥があまりに大きかったため、学校に行けなくなってしまった。
私は頭は良かったため、中学校は2年生から欠席の不登校だったが高校は頭脳のおかげでいいところに入れた。それからはあまり周りの人は離婚とか気にしない年代になり、仲がいい友達や彼氏もでき、毎日が楽しかった。もう中学生の頃なんて忘れていた。
ある日、ふと中学生の頃を思い出した。
私が休んでいる間杏奈は毎日私の家によりプリントを届けてくれていた。
毎日ジャージだった。
私は今更気づいた。
私を庇い、私が休んだせいで杏奈が標的にされたと。
でも別に仲が良かったわけでもなかった気がするので連絡先は知らない。最後に会った日までも覚えていない。
君と最後に会った日は何時だろう。
何回も謝りたい。
僕の彼女はとても繊細だ。
まるで繊細な花のよう。
僕と君は出会った。
あの日は雪の降る日で
とてもその雪は繊細なようで細かかった。
その雪に似た君はとても綺麗だった。
思わず声をかけてしまいそこから中を深めた。
彼女は僕の家に入り
急に寝てしまった、気まぐれ君。
でも僕が泣いている時は寄り添っくれて
楽しんでいる時はじゃれようとする君。
君はまるで繊細の花のよう。
君は猫。
私は記憶喪失で、
1日の記憶しか持たないらしい。
すると、謎の男が
「1年後かならず君に会いに行くよ」
と言って去っていった。
その男には謎のなつかしさを感じた。
記憶喪失は白い珍しい光を放つ花で治せるらしい。
まぁこんな知識、知ったところで明日はまた最初から説明されることになる。と思いながら窓の外を見ていると
変な男がこちらに手を振っている。
私は自然と手を振ってしまった。
確かにこちらを見ていたし、何故か知っているような気がするからだ。
そして数分たったあと、誰かが部屋のノックをした。
医者だろうか?
私はその人を入れた。
するとさっきの変な男だった。
彼の手には白い珍しい光を放つ花があった。
私はその花の蜜を吸った。
泣いた。記憶が取り戻されていく感覚。
こんなに泣いたのは何時ぶりだろうか。
1年ぶりの彼。
「あー!まぢやばい!
ほんとかっこよくないー?!?
って聞いてるー?ゆうたー!
ねぇーもーほんとにやばいの!」
「また言ってんのかよーwww」
ゆうたは私の幼なじみ!
いつも私の話を聞いてくれるけどいつもからかってくる。
そして「朱音」、名前までかっこいい!
私の好きな人!
「私朱音くんに今日告ろうと思ってんだよね、」
「はー?お前絶対無理だろwww」
「そーゆー事言うからモテないんですよー!」
「うっせぇ!」
そう。私は朱音くんに告白しようと思ってる。
放課後屋上に呼んだ。
「あっ朱音くんきてくれたんだ。
私ね、ずっと朱音くんのことが、、、」
「えっちょっとまっ、て、俺さ
お前のこと好きなんだよね、」
「え、!」
なななななんと!朱音くんと両思いだったのだ!
まぢで神!やばい!
「だから、付き合ってください」
「…はい!よろこんで!」
という感じで成功したー!まぢやばい!
彼氏サイコー!ゆうたもはやく彼女作んなー!?!
「うるせぇわ!余計なお世話!」
「はぁ、今日は最悪だ。」
ずっと子供の頃から好きだったのに、お前のことが。
子どもの頃はいつも俺に引っ付いてたくせに。
「子供の頃は、楽しかったなぁ。」