最初は、忘れようとしていた。
ふとした瞬間に思い出す時もあったけれど、いつの間に
か彼のことを忘れていた。
忘れて数年が過ぎたころ、彼からの間違い連絡がきた。
なんでこのタイミング?と共に、
連絡先が消されていなかったことに驚いた。
私も、彼の連絡先だけは消せなかった。
私が初めて、ちゃんと好きになった人だったから。
とくに会話もせず終わってしまったが、よく考えると
チャンスだったのかもしれない。
彼とまた話せる機会を。
すごく後悔した。
何であの時、会話をしなかったのだろうって。
モヤモヤとしたキモチのせいで、あれこれ考えてしまう
いつかまた、再会できる日を願って・・・。
nonfiction
「子供のままで」
子供の頃は、早く大人になりたい。
そう思っていたけれど、子供ながらに思った大人は
カッコよくて、自由で、何でもできるなんて思っていた
確かに、大人は子供より自由だ。
でも、大人だから思う子供のままで。
あの時に戻れたら、どれだけ幸せか。
だって、悩まずにいられるから。
「忘れられない、いつまでも」
忘れたいと思うものこそ、いつまでも忘れられないもの
嫌なことをいつまでも覚えているもの。
楽しいこと、嬉しいこと、他にもたくさん覚えておきた
いことがあるのに、ふとした瞬間に思い出してしまう。
ほんとに、いつになったら忘れられるのだろうか。
「一年後」
一年後なんてどうなってるのかわからないし
どうなりたいのかもわからない。
正直、一年後なんてどうでもいい。
だって、その為に今があるから。
『届かぬ想い』
どんなに貴方を想ったって
どんなに願ったって
私の想いは届かないのかもしれない
貴方がいたあの日を想うととても切なくなる
貴方の笑顔、話し方、口癖、仕草
今はまだ鮮明に覚えているけれど
この先、忘れてしまうのかな