9/11/2023, 2:41:24 AM
身体に纏わりついている残酷な記憶が蘇る度に悲しみと愛情を感じていた。忘れたいと願いながら深いところでは忘れることを恐れていたのだろう。だけどそれを手放した時、喪失感は徐々に薄れていった。やっと光が見えた気がした。
9/10/2023, 9:26:51 AM
あなたと笑って優しい一日が終わる。日常に溶け込み過ぎて当たり前になっているけどそんな日々が世界に一つだけの宝物。
9/8/2023, 9:19:08 AM
大きな水槽の中で金魚たちが泳いでいる。音と光が金魚たちの美しさを引き立たせていた。踊るような気配はないけれど、そこにいるだけで魅力的だ。
9/6/2023, 10:13:07 PM
ずっと変わることなんてない。私は私のままでいいんだと思っていた。だけど私ってなんだろう。なりたいイメージが浮かんでは消え、また浮かんでくる。どうありたいか、どう生きたいかなんてもっと自由なはずなのに私という固定概念がそれを阻んでいたのだ。変わるその時を告げる音はならない。変わりたいと思った今がその時だ。
9/6/2023, 2:35:21 AM
子どもの頃、夏になるとよく海に連れて行ってもらった。熱くなった砂の上を裸足で歩きながら貝殻探しを始めた。私のお気に入りはピンクの爪の色をした貝殻だった。同じように見えても微妙に色が違っている。色の濃淡がさらに貝殻探しを面白くさせていたのだと思う。帰る時間を忘れるくらい探すことに夢中になっていた。