身体に纏わりついている残酷な記憶が蘇る度に悲しみと愛情を感じていた。忘れたいと願いながら深いところでは忘れることを恐れていたのだろう。だけどそれを手放した時、喪失感は徐々に薄れていった。やっと光が見えた気がした。
9/11/2023, 2:41:24 AM