(凍てつく星空)
冬は、オリオンが綺麗だ・・・
透き通った、空のどこまでも澄んだ空気、大気、そしてその彼方にある空の星々・・・
まるで、勇士の如くその光を讃えるその星々、古代より神話の礎となった星々・・・
見ていると、凍える身も安らぐ。
俺も、天に昇ってしまおうか・・・なんて思いすらする。
何億光年、いや、何千何万、那由多の光年も彼方の星々だから。
超新星爆発をして光輝いてる星々だから・・・逆に、切なさも感じる・・・
「君と紡ぐ物語」
君と俺は同級生・・・
いつからだろうか、こんな感情を抱いたのは・・・
何気ない微笑み、優しさ、教室や放課後のやり取り。
俺は、ただの吹奏楽部崩れで、中二以降はただの帰宅部。
図書館で本読みまくってたから、「ヲタク」なんて揶揄されてたな。
でも、君は、いつでも優しかった。
好きに・・・なっても、良いよね?
俺は、勝手にそう思っていた。
片思いだったけど・・・それが、俺と君との、物語。
忘れないよ、ありがとう・・・。
「ゆうき、今日の仕事はきつかったね〜」
「おぅ、確かにな。ショットノルマがキツいわ〜」
「だねwでもまぁ、外人派遣さんも頑張ってるから、負けてられないって」
「ああ」
てな感じが、何か心地良かった。もう一昔経ったなw
でも、一個上の同僚のこと名前で呼べたのは、俺にしたら、何か仲間ができたみたいで・・・
いなべのど田舎の工場勤務の時だったかな。
マジで何もなかったから、そいつといたら、何か気が紛れた。
今思えば、改めて、
「ありがとう」
初めて真剣に惚れた男だったかな・・・
(君の名前を呼んだ日)
いったい、どれ位経つのだろう。
深い闇の中で。
色んな事があって、堕ちてしまった・・・
身も、心も、壊れてしまった。
精神科に行き、内科にも行き、
死にそうになりながら、
入退院を繰り返している現状・・・
支援員や相談員さん達は、
「がんばろうね」
と声をかけてくれるが・・・
頑張るって、何だろうね。介護職で、散々心身擦り減らして仕事してきた結果が今なのに・・・
でも、思いはある。
俺でも、人の役になれる事をまたやりたいな。
それが俺の唯一の光。
(光輝け、暗闇で)
記憶って、何だろう・・・
時に人を苦しめるし、励みにもり。
でも、記憶を振り返すから、糧にするから、人間なんだと思う。
(記憶の海)