君の背中を見ていると、何だか心がざわめく。
ほっとするというか、ドキドキするというか、何だろう・・・
漢に惚れるってこうなんだな〜と、割りかし浅く考えていたけど、今思えば当然の成り行きだったのかなと。
約30年位経つけど、やっぱり、記憶の中の君の背中は暖かい・・・
ありがとう。
(君の背中)
黒歴史なんて、誰にもあるだろう・・・
俺なんて、
小学時代はイラストや漫画(自分で描く派)やアニメ、当時流行っていたファミコン(特にドラクエ3)やり過ぎてゲームヲタに。
中学時代はその延長でほぼ引きこもり&不登校。3分の1くらいかな、登校したのは。おまけにゲイだのオカマだのと罵られたし(うんまぁ・・・吹奏楽部所属してたし、変わらずイラストや読書、折り紙や工芸や料理やら、女子が好きそうなものが好きだったのは自覚してる)。
親や担任教師達にも噛みついて、生徒指導にも殴られたな。今で言えば、中2病てか?てやつ。
高校は一郎して入ったとこ辞めて、夜間の定時制に入り直した。
それが元かな、音楽やバイトにハマり酒と煙草覚えて、二十歳前に飲酒で原付きで事故って、顔の複雑骨折で顔も若干変わり、歯茎もガタガタで部分義歯の生活が今でも続いている。
まあ・・・これが俺の青春?期間(成人式にも気がひけて行ってない)。
それからも、色々黒で塗りつぶしたい記憶から消したい記憶はわんさか。
今も生きているのが不思議。悪運が強いのか?人生谷ばかりだといい加減萎えるが・・・
とりあえず、何とか日々生きています(まぁ、悪運尽きるまでな)。
(誰も知らない秘密)
物理的な意味から考えたら、心臓移植かも。移植した患者さんは、性格や食嗜好が変わるらしい。ドナーさんの好きだったものが好きになったりと・・・。
気持ちからいうと、
「俺の気持ちをアナタへ」
とか、
「愛する気持ちを受け取ってね」
とか。
うん、他にも色々解釈はあるけど、重い気がする・・・。
受け取り元のことを考えると仕方ない?けど。
これから新しく生きていく俺にとって、心臓や心に関わることを、一生気にしたり重荷に感じるのは・・・
まっぴら。
(heart to heart)
「あっ、危ないから俺がやるよ」
「そんなことか、気にするなって」
・・・優しくするなよ。俺は俺で、君のキラキラ顔が眩しいから。まともに見ると恥ずかしくなる。
中学時代、やらオタク、やら陰湿だのと罵られていた俺。
今で言えば、引きこもり?中2病?学生クーデター?とか。
でも、そんなの限らず優しく接してくれる男子はいたんだよね・・・。
まあ、ほぼほぼ俺も「男が好きなんだな」ってのは自覚し始めていたし。
優しくされたら惚れるでしょ。まだ多感な男子だったんだから。
もう・・・30数年前だけど、いい思い出というか。割りかしダークな中学時代だったけど、それで、少しはいい思い出が残ったかも。
友達や、先生達に感謝。
(やさしくしないで)
いつからだろう・・・僕が僕であることが、解らなくなったのは。
隣のお姉さんや、年上のお兄さんとか、周りの知り合いに感化されている毎日が、今の僕の日常。
お母さんに、
「あんたはあんたでいいんだからね、無理せずに気張りなさい、いいか、無理し過ぎはあかんで」
と。
まぁ・・・親心は解る。けど、僕って何だろう。一通り日常をこなしてるのだけど、まだ何か心につっかかるものがある。
心の中に、僕がまだ知らない僕がいるのだろう。
いつかそれを知るためにも、生きていこうと思う。
(まだ知らない君)