「あっ、危ないから俺がやるよ」
「そんなことか、気にするなって」
・・・優しくするなよ。俺は俺で、君のキラキラ顔が眩しいから。まともに見ると恥ずかしくなる。
中学時代、やらオタク、やら陰湿だのと罵られていた俺。
今で言えば、引きこもり?中2病?学生クーデター?とか。
でも、そんなの限らず優しく接してくれる男子はいたんだよね・・・。
まあ、ほぼほぼ俺も「男が好きなんだな」ってのは自覚し始めていたし。
優しくされたら惚れるでしょ。まだ多感な男子だったんだから。
もう・・・30数年前だけど、いい思い出というか。割りかしダークな中学時代だったけど、それで、少しはいい思い出が残ったかも。
友達や、先生達に感謝。
(やさしくしないで)
いつからだろう・・・僕が僕であることが、解らなくなったのは。
隣のお姉さんや、年上のお兄さんとか、周りの知り合いに感化されている毎日が、今の僕の日常。
お母さんに、
「あんたはあんたでいいんだからね、無理せずに気張りなさい、いいか、無理し過ぎはあかんで」
と。
まぁ・・・親心は解る。けど、僕って何だろう。一通り日常をこなしてるのだけど、まだ何か心につっかかるものがある。
心の中に、僕がまだ知らない僕がいるのだろう。
いつかそれを知るためにも、生きていこうと思う。
(まだ知らない君)
夢か・・・
昔介護のの職場で出会った年下君、女性の先輩や同僚、利用者さん達・・・何か、たまに夢に出てくるんだよね。
介護職がきつくて、病んでアル依存に陥っている今でも。まだ未練があるのか・・・でも、何か温かい気持ちになる。
年下君との夢は、沖縄内の北部とかドライブしたりと嬉しかったけど♪
最近は、亡くなった母親や、妹達の夢を見ることが多い。昔住んでいた団地の部屋の。皆大人になっているけど、場所はその部屋なんだよね、何故か。
13年前に亡くなった筈なのに、夢に母が出てくる時は何故かリアルな感覚で、起きた後は「ああ、いないんだ」と。
でも、色々なこと、家族や出会った今まで人達、忘れたくない。だから、せめて夢の中ででも・・・
(あの夢のつづきを)
一歩一歩、日々を大事に生きてさえいれば、とりあえずなんとかなる。
嫌な事も辛い事も、何もかも吸収すればいい。それが、いずれ自分の肥やしになり糧になるのだから。
逆に、何も苦痛や苦労を感じてこなかった人は、晩年落ちぶれたり周りから疎んじられる輩が多い。老年離婚や孤独死とかね。
未来とは・・・自分自身、己が人生を歩んできた結果。この先も。鍵は、己の中にある。
(未来への鍵)
悩んでいる時、何かしら応援というか・・・何だろう、周りからの支援を、感じる。
追い風というか、逆にプレッシャーになる時もある。
何かの詩で、向かい風も大事だぞと聴いたことも。
ただ、追い風に乗って、自分自身を見失わない様にしたい。
(追い風)