【胸が高鳴る】
俺はもうしがないアラフィフ。若い時に肉体労働し過ぎたせいか、最近は今の生活に物足りなさを覚えている。
35歳過ぎてから介護職に没頭した。色恋沙汰何かないやね・・・。職場も有限会社の老人ホームだったから(残業代無しのほぼブラック・・・というのは俺のただの我がままだろう)、無賃残業当たり前。
「はぁ、俺なんでここで働いているんだろう」と何度か。
でも、何とか介護福祉士の資格と、通信大学で心理学も勉強して何とか卒業した。
でも・・・
仕事と学業の影響かな?鬱とアル依存でダウン。まぁ、人生こんなものなのだろう。
恥ずかしながら、最近は、昔の楽曲(例えば奏とか)に胸が高鳴る・・・オッサン化なのかなw
あと、globeや安室奈美恵も好きだな♪
今は、俺が昔ハマっていた漫画やアニメ等、広告やYouTubeでチラッと見たら、何かワクワクしてしまう。
(個名出してすみませんが)ドラゴンボールや聖闘士星矢等。
漫画家さんやイラストレーターにも憧れた。
サザンアイズの高田裕三さんや、ロマサガの小林智美さん、FF等の天野喜孝さん、メガテン等の金子一馬さんとか。
30数年経った今でも、胸が高鳴る。
人間の運命・・・正に不条理だ。
生まれた環境、
持ってしまった障害、
職場での立場、
最近では親ガチャなんて言葉もあるのかな。
人間皆平等なんて・・・たて前だけ。
「時間だけは皆平等」て言うけど、事故や病で早くに亡くなる人もいる。
ただ、陽の光や自然だけは平等かな。
いつか無くなるかもしれない人生の中で、出来るだけ、一日一日悔いのないように生活していきたい。
泣かないで・・・
今日はどうしたの・・・
「うん、お母さんが行っちゃった」
「お仕事なの?」
「うん、でも・・・行かないでって言っけど、行っちゃった」
「そう・・・悲しいね、でもキミも頑張ったよ。お母さんも、キミと別れる時は悲しかったんじゃないかな」
「お母さんが帰ったら、お疲れ様、帰ってきてくれてありがとう。て言ってあげたら・・・お母さんも嬉しいと思うよ」
「・・・うん・・・ありがとう」
そういう私は、しがない支援施設の職員だ。本当の家族や家庭なんて既に崩壊している。
でも・・・児童の笑顔を見ると、何というか、心から込み上げてくるものがある。
やはり、子供はどんな子でも天使だ。
昔から、暗い場所や独りぼっちは怖かった。
覚えているのは、保育園に預けられる時に大泣きして母にしがみついた記憶がある。
割と、3歳以降の記憶残っている俺。
普通は忘れそう?でもないか・・・色んな人がいるんだもんね。昔というか、深層に記憶されたものかもしれない。
でも、今はその記憶が尊い。母に叱られたり、褒められたり、家族や親戚で団らんしたことも。それも今になっては過去の記憶。
アラフィフになって現在、両親も他界。色々あって独身だ。気を張って生きてきたけど・・・ふと、思うことがある。
このまま独りでこの部屋で孤独死したら。
持病も抱えている現在・・・たまに怖くなる。
「君の瞳に乾杯」
なんてドラマ、昔あったかな・・・?人は(人だけじゃないかな?)、その人の本心を探ろうとする。
当人は気付いていなくても。
お母さんや子供の、恋人の、友達の。他色々。
確かに、キツい眼差しや廃人みたいな目は、気持ち的にブルーになる。
逆に、あまりに笑顔な眼差しも、不自然さがある(セールスマンとか☓☓チューバーとかね)。俺的には、その奥の眼差しに闇を感じる。
本当に安らげる眼差しって、自然に敵意を感じない程度が丁度よい。と、俺は思う・・・。