10/19/2024, 2:04:50 PM
『すれ違い』
「AくんはBちゃんが好きでBちゃんはCくんが好きでCくんはDちゃんが好きでDちゃんはEくんが好きでEくんはFちゃんが好きでFちゃんはAくんが好きなんだってさ」
「複雑だよね〜。」
こんなの現実で起きるはずがない
すれ違いにしては物語としてできすぎている
ただ紛れもない混沌とした恋愛
「私Cくんが好きなんだ〜」
「俺はDちゃんが好き」
「Eくんはどうなんだろ??」
「僕はFちゃんが好き。だけどFちゃんがAくんのこと好きなの知ってるよ」
「うちがAくんのこと好きなの知ってるの?」
「バレバレだよ。自分でも気づいたのに」
「え好きな人にバレるとかさいあくかも」
「EくんってFちゃんが好きなんだ。他にもあなたのことが好きな人いるよ」
「そんなこと言っていいのかよ〜」
これからまだ話は続くと思う
でもこの話に出てきていない人がいるんだってさ
不思議だよね
もう全員気持ちを吐いたみたいなのに
違和感のない会話に小さなすれ違いが起きたらしい
あなたは気づけた?
誰が話してないか当ててみて
10/18/2024, 2:32:00 PM
『秋晴れ』
「なんだか秋って切なくて尊いですよね。」
長かった夏の空のあれだけ鬱陶しかった快晴をまたすぐには見れないなんて
私は夏、好きですよ。でもそれ以上に秋が好きなんです。
言葉に出来ないほどのどこか寂しい想いが大好き
誰も気づかないあの優しい温もりが大好き
苦手な「冬」の心構えをしないといけないのが大嫌い
何もない平凡の日々が退屈なのが大嫌い
だから好きなの。今日のこの晴れもきっと私に用意してくれたもの
その全てが尊いから私は秋が大好きだって気付きました!
ただ、年々薄れる秋の存在が、夏に侵食されていく秋が嫌いだ。