『すれ違い』
「AくんはBちゃんが好きでBちゃんはCくんが好きでCくんはDちゃんが好きでDちゃんはEくんが好きでEくんはFちゃんが好きでFちゃんはAくんが好きなんだってさ」
「複雑だよね〜。」
こんなの現実で起きるはずがない
すれ違いにしては物語としてできすぎている
ただ紛れもない混沌とした恋愛
「私Cくんが好きなんだ〜」
「俺はDちゃんが好き」
「Eくんはどうなんだろ??」
「僕はFちゃんが好き。だけどFちゃんがAくんのこと好きなの知ってるよ」
「うちがAくんのこと好きなの知ってるの?」
「バレバレだよ。自分でも気づいたのに」
「え好きな人にバレるとかさいあくかも」
「EくんってFちゃんが好きなんだ。他にもあなたのことが好きな人いるよ」
「そんなこと言っていいのかよ〜」
これからまだ話は続くと思う
でもこの話に出てきていない人がいるんだってさ
不思議だよね
もう全員気持ちを吐いたみたいなのに
違和感のない会話に小さなすれ違いが起きたらしい
あなたは気づけた?
誰が話してないか当ててみて
10/19/2024, 2:04:50 PM