3/22/2025, 9:52:16 AM
タイトル:君と見た景色
何色だったか思い出せないがひどくけぶっていた気がする
景色なんてどうでもよかった
ただなんとなく緊迫した事態でいて、それで脳裏に焼き付いて想い出したそれは、偶発的に、たまたま0と1の組み合わさりの賜物なんだと
妙に清々しかった
その日は確かに未だにけぶったまま止まった時間を繰り返している。
君が亡くなった日。
7/20/2024, 11:36:54 AM
お題:私の名前
君知ってるかい
宇宙の中から
体温がはじまったんだ
わかれのかなしみがはじまったんだ
なみだの理由を
駅舎で線路をみつめ
夜には月を
夏に汗
あの世もこの世も巡ってるんだぜ
5/26/2024, 9:37:19 AM
お題:降り止まない雨
雨が降ってきた、傘を忘れてしまった
通り雨だといいけど。。
お店の軒下で雨宿りさせてもらう
黒猫が一匹同じ軒下に入り込んできた、
「みゅー」と鳴いていた。
私も「みゅー」と鳴いてみた。
黒猫は「にゃ」と言って、
その場で丸くなって目をつむって眠りそうだ。
私の言った事が解ったのだろうか。
1/24/2024, 12:57:09 PM
お題:逆光
現れた童 口開けて見える ラッパ水仙
ラッパ水仙や 降り注ぐ 逆光のメロディ
根本から そびえる富士の 喉仏
逆光よと 雲斑に 富士称え
1/10/2024, 1:48:32 PM
お題:20
春先に 落ち着かぬスーツ 二十の君へ