周りにとけ込めない女の子

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12/17/2023, 12:29:09 PM

27.とりとめのない話


天気の話。昨日見た夢の話。今日のご飯の話。
テレビの話。好きなことの話。
君とのたわいない話。とても幸せな時間。
でも明日には忘れてしまう。
そんな僕を笑顔で見てくれる。
僕はなんて素敵な人と出会えたのだろう。
これからも彼女を大切にしたい。
この笑顔を守りたい。
君を大切に、この時間を…毎日に感謝。

12/16/2023, 12:39:38 PM

26.風邪


僕は熱をだしてしまった。
とても高く、40度近く出てしまった。
「最悪だ…」頭が痛い、喉が痛い、体がだるい。
目の前がグラグラしていて気持ちが悪い。
目をつぶっていたらいつの間にか寝てしまっていた。額が冷たい。冷えピタをつけてくれたのだろうか。
目を開けると天使がそこにいた。
夢でも見ているのではないか?そう思った。
「目覚めたの?おはよう。体調はどう?」
そう聞かれたが、混乱していて声が出ない。
どういうことだ。天使が目の前にいる。
そんなことを思いながらまた寝てしまった。
起きると、夕方になっていた。
隣には夢に出てきた天使に似ている人がいた。
よく見ると彼女だった。
僕は夢でも現実でも彼女が看病してくれたんだと
とても嬉しかった。
これからも彼女を大事にしようと思う。

12/14/2023, 4:12:12 PM

25.イルミネーション


僕は付き合っている人がいる。
その子は可愛くて、時々見せる可愛い笑顔が
たまらなく愛おしい。子供みたいに小さくて可愛い。
そんなこと付き合えるなんて僕は幸せ者だと
そう思った。だが、そんな幸せは長く続かなかった。
彼女が癌になってしまった。彼女はみるみる
痩せ細っていた。辛いはずなのに彼女は笑顔で
僕を見ていた。
そんな彼女を見ていると涙が出そうだった。
彼女は亡くなってしまった。
僕は悲しみに暮れていた。
毎日声が枯れるまで泣いていた。
久しぶりに外を見ると雪が降っていた。
家から出ると寒くてイルミネーションが見える。
「もうこんな時期か…」
そう思いながらマフラーを巻いた。
「君と来年もずっと一緒に見たかったな〜笑」
また目に涙を溜め込んで雪の中を歩き始めた。

12/13/2023, 1:18:37 PM

24.愛を注いで


小さい頃、大きな手で僕の頭を撫でてくれた。
いつも笑顔で…たくさん遊んでくれてたくさんの愛も注いでくれた。
いつからだろう…
僕が家から帰ってきても誰もいない。
床に寝そべってみる。体は冷たくなる。
寝てしまったら起きられなくなりそうだ。
僕はご飯を作り、椅子に座った。
「ご飯を作ったよ!頭なでなでして!」
そう言いながら自分の頭に手を置いた。
その手が冷たい。愛が足りない。愛がほしい。
そう思っても愛は見えない。
愛してくれる人はいない。僕の心は空っぽのまま
今日も笑顔で暮らしている。

12/13/2023, 2:43:38 AM

23.心と心


「私のこと好き?」そう聞くと、
「別に…」そう答える。「じゃあ嫌い?」そう聞くと
「何度も言わせんなよ。」と言ってくる。
あなたは好きと一度も言ってくれない。
そりゃそうだ。だってあなたとは複雑な関係だから。

ある日、私は屋上で飛び降り自殺をしようとした。
何かがあったわけではない、でも毎日が辛かった。
だから屋上から飛び降りようと覚悟を決めた時、
『カシャ』っと聞こえた。音が聞こえた方に
目を向けると、あなたが笑っていた。
「死ぬの?なら僕に殺させてよ!その代わり僕が
殺すまで恋人でいること」
何を言ってるのかわからない。怖い。
顔は笑っているのに、目は笑っていない。
これがあなたとの出会い。

君は私との思い出をいっぱい作って私を殺した。
泣きながら殺した。「ありがとう」そう言って私は、
この世から消えた。
いつまでもあなたの隣にいたかった。
でもそれはできない。だとしても心と心は
繋がっているから私はあなたのそばにいるよ。

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