【無垢】
純粋さはその価値を知らない。
気づいてしまったらそれは既に“純粋”にあらず。
まるで夜空を駆け抜ける流星のごとく。
そして、決して触れてはならない。
美とは不可触。
雪を崇めるがごとくにありたい。
【理想のあなた】
理想の自分…
「〜こうなりたい、こうありたい。」
いろいろと思い描いて理想を語り尽くす。。。
それを黙って聴いてくれてる
そしてたったひとこと
ガハハハ!!!
と大笑いして「そうか!」
と言うだけ(笑)
そんな自分が理想形かもw
【突然の別れ】
「体を殺しても魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」(マタイ福音書10章28節)
ある時、これを読んでハタと気づいた。
(…あ、“魂”を滅ぼせる存在っていないんだぁ、、、)
そしてその魂は永遠と転生を繰り返す。
ならば“死”とは、最強にして最高のエンタメ。
無条件に全ての人が強制参加する極上の舞台
死の無い人生を想像してみる。
それこそ恐ろしい。。。
いわば、ゴールのないマラソンみたいなものw
そんな人生で、どれほどの情熱とエネルギーを燃焼できようか
つくづく神様は完璧。
「突然の別れ」も同様……w
何年後の何月何日、何時何分にお別れです。
なんてイヤw
真綿で首を締められるようで、、、
僕なら耐えられない。。。
まるで袈裟斬りに一刀両断されるように
鮮やかに極めたい。
突然の別れ
【恋物語】
神々の助けにより、何千年もの時をかけて
魂と魂がようやく出逢う。
だが人はその価値を知らず、意味を知りえず
器の水を地に流すかのごとく振る舞う
その姿は、まるで春先の海辺で生まれた春風が
ひたすら天を目指して街を駆け抜け
アナタの頬をかすめ通り
野山をぬけて山の峰々を走り
雲にようやく手が届く
やっと天の仲間入り
そんなのに似ているw
その出逢いの意味を知るなら
私はこわくて動けなくなる
だから、誰も知り得ないようにされているのかもしれない。
すべての恋物語において。
【真夜中】
世界を覆う真夜中の暗黒は、甘い甘い香りと共に
アナタをしばしの安息へと導く。
…そして朝は爽やかな笑顔と共にそれを奪い取っていく。
だから朝は嫌いだ。