向日葵

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3/11/2024, 4:27:03 PM

それは一瞬だった。
形のないものが崩れる時、誰もが気づかないものだ。
流れゆく思いが、過ぎ去っていく時代が、刹那である。幼い子供は責任ある大人へ成長し、小さな芽は大樹へ育ち、木造の家は枯れゆく。
その中に、私たちは存在している。まるで時間を止めるかのように、秒針の音を聞いている。
目を閉じたら、また明日。

2/18/2024, 6:29:42 PM

あれ、なにをしていたんだっけ?
蛍光灯が頬を照らす。
頭が酷く痛い。立ち上がろうとすれば足と手に力が入らない。
なぜだろう?座り込んだ右足にぺたりとなにかが触れた。それはじんわりと身体に実感を与え、記憶が鮮明になってゆく。
あぁ、そうだ、わたしは__