3/15/2024, 6:01:56 PM
億千年の反射がきらめく
息が風を横切って、冷気が肌をさす
いまは小さいあなたでも、いつかは大きな夢を抱く
それまでは、グラスにとっておきたいの
降る星は私のすべて
喜びとともにそらへ 駆け出して帰ってこないで
『星が溢れる』
3/11/2024, 4:27:03 PM
それは一瞬だった。
形のないものが崩れる時、誰もが気づかないものだ。
流れゆく思いが、過ぎ去っていく時代が、刹那である。幼い子供は責任ある大人へ成長し、小さな芽は大樹へ育ち、木造の家は枯れゆく。
その中に、私たちは存在している。まるで時間を止めるかのように、秒針の音を聞いている。
目を閉じたら、また明日。
2/18/2024, 6:29:42 PM
あれ、なにをしていたんだっけ?
蛍光灯が頬を照らす。
頭が酷く痛い。立ち上がろうとすれば足と手に力が入らない。
なぜだろう?座り込んだ右足にぺたりとなにかが触れた。それはじんわりと身体に実感を与え、記憶が鮮明になってゆく。
あぁ、そうだ、わたしは__