題 記憶
記憶って経った年月に応じて、見え方が変化すると思う。例えば友達と喧嘩をした。という記憶の場合
喧嘩をしてる時は、イライラしてカッとなって暴言を吐いたり、冷たい視線を浴びせたりする。
喧嘩をした後は、言いすぎたなとか、謝りたいなとかっていう後悔。
しばらく時が経つと、笑い話になったり。
たった年月に応じて、視点が客観的になったり、なんであの時こう思ったんだろうとか。他の言い方あったのになとか。冷静に分析できるものだ。
題 雲り
お題を見て『曇り』じゃなくて『雲り』なんだって思った。何が違うんだろう?
どうやら,雲りは空にある水やり氷の粒が集まったもの
曇りは雲量が9〜10の時だそうだ。
そうそう、曇りといえばマラソン大会とか運動会だの体育祭だの個人的に嫌いな行事に限って、晴れやがるもんなんだよなぁ〜
題 君と見た景色
君と見た景色は数えきれないほどある。
同じ景色を見ていたはずなのに感じることが違うのって不思議なことだよね。
でも、どんなことにも終わりは必ず来る。どんなに大切にしていても形あるものは崩れるし、時が経てば思考や物事の捉え方が変わる。1分、1秒と刻一刻と私たちは歳をとっているわけで、もう戻れない。そして時が経てば経つほど記憶は薄れていくものだ。
でも、私は君と見た景色を忘れることはない。
これからは、ずっと隣に君がいるのだから。
題 花の香りと共に
『ふわっ』と鼻腔をくすぐるこの香りは彼に手向けられた花の香りだろう。彼がここにきた時は必ず花を持ってきてくれる。今の私は花が好きだと言った覚えはない。
白衣の着た人から『記憶喪失ですね』告げられ、実感がわかず、ただボッーと他人のことのように聞いていた。
自分が分からない。姿も声音も思考も私なのに自分ではないような気がして、怖かった。
そんな時にあったのが彼だった。彼と一緒にいると心地がいい。私の知らない私を教えてくれた。彼が持ってきた花の名前を覚えるのが、どんな花を持ってきてくれるのかが最近の私の趣味だ。今まで彼が私にくれた花は
スターチス、ミモザ、バーデンベルギア、ブライダルベール、パンジーなどだ。
___________________ 花言葉 __________________
スターチス 永遠に変わらない愛、変わらぬ心、途絶え
ぬ記憶。
ミモザ 優雅、友情、エレガンス感謝、思いやり、秘密
の恋。
バーデンベルギア 運命的な出会い、出会えてよかっ
た、思いやり、壮麗、広い心。
ブライダルベール 幸福、願い続ける、花嫁の幸福、鮮
やかな人。
パンジー 思い、心の平和。
お題 透明
人と人の間には薄くて分厚い透明の壁があると思う。
その壁の内側は、他の人に干渉されたくない領域なのだ。その壁の内側に入ってしまうと、入られた側は嫌でしょう。自分自身のプライベートな部分を、他人に勝手に入られたのだから。