辛いこと

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3/8/2026, 11:12:34 AM

ー生まれつきー(お金より大事なもの)

お母さん。
お金が好きなお母さん。
お母さん。
自分が好きなお母さん。
お母さん。
僕らが好きなお母さん。

お母さんのために、お金を集めました。
お母さんの幸せに、自分を削りました。

お母さんは初めて、僕らの前で笑いました。
僕らも、幸せでした。

お母さん。
大好きなお母さん。
お母さん。
キレイなお母さん。
お母さん。
不機嫌なお母さん。

お母さんは、幸せに生きました。
欲しいものを買って、好きな時間に寝て。
80いくつかの時に、幸せそうに死にました。
涙を流して、笑って、お父さんの手を握って。

お母さんは、僕らの方に顔を向けませんでした。
お母さんは、僕らにお礼を言いませんでした。

お母さん。
傲慢なお母さん。
お母さん。
僕らが嫌いなお母さん。
お母さん。
みんなが嫌いなお母さん。

お母さん。
僕らはお金を稼いだけれど、それは僕らのものにはなりませんでした。
あなたが全て取っていったから。

そのお金で、どれだけ威張ってきたのでしょうね。
そのお金で、どれだけ人を見下してきたのでしょうね。

もしもあなたをお金で買い戻せても、きっと誰も手を伸ばさない。
お金のないあなたなんて、なんの価値もないのだから。

お金で幸せは買えません。
自己中心的で、図太い精神がないかぎり。
そしてそれも、お金では買えないのです。

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おやすみなさい。20:12

3/7/2026, 2:45:19 PM

※ホラー注意

ーついてくるよー(月夜)

「ねぇお母さん。ずっとついてくるよ」

月を指しながら母を見る子供。
少し眩しそうに目を細めて、お母さんは言いました。

「あなたが怪我をしないように、見守ってくれているんだよ」

子供は少し考え込むように俯いて、

「なんか怖いよ」

と、お母さんを見上げました。
お母さんは笑って子供の頭を撫でます。

「怖くないよ、守ってくれてるの」
「でも」

お母さんの表情が、少し固まります。
子供は悲しそうな声で続けました。

「ずうっと、覗いてくるの」

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はたして、子供は一体、なにを指していたのでしょうね?
おやすみなさい。23:45

3/6/2026, 2:53:13 PM

ー合図ー(絆)

指先が、隣に並んでいたあいつの手を掠めた。
きっと、合図だった。
探るように絡まる指先が、互いの温もりを確かに求めていた。
滑る指先が、撫でるように位置を探している。

やがて視線が交わう。
長い睫毛を伏せるように、律儀に目を閉じるあいつの唇に、
優しくキスを落とした。
柔らかい感覚と、わずかにざらつく感覚が同時にあって、
それが癖になる。

柔らかい声が漏れる。
息が触れる。
絡んだ指先は離れ、変わりに手のひらが触れ合った。
指と指の間に滑り込むあいつの指。
弱々しく指先に込められる力。

二人の息づかいだけが、しばらく部屋に残っていた。

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たまにこういうベクトルも書いてみようかな。
おやすみなさい。23:53

3/6/2026, 9:45:19 AM

ー君はー(たまには)

お母さんは、いつも弟を贔屓する。
弟は手がかかってしょうがないって、いつも僕にぼやいてるくせに、
肝心な時ばかり弟を頼るんだ。

頼れるお兄ちゃん。
そんなレッテルを貼られて早数年。

いっつも、ずるいなぁ。
僕の大切な弟。
憎らしくて、妬ましい。
羨ましいなぁ。

どうして、そんなに愛情を注いでもらって、
どうして、そんなに成長できないの?

お母さん、僕もたまには、甘えていいよね。

「お母さん……あのね」
「いやーー!!!!」

僕の声は、弟にかき消された。

「あーもう!ごめんね、あとで聞くから」
「うん」

ずるいな。
お母さんも、酷いや。

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寝る時間。

「あ!ねぇ、さっきのどうしたの?」

お母さんは、弟を寝かしつけてからいう。
その手はずっと、弟に触れていた。

「ううん、なんでもない」
「そっか」

お母さんはいつも、僕の気持ちに気づかない。
弟の変化には、すぐ気づくクセに。

最低だ。
あぁ、そして僕も。

ごめんなさい。
こんなこと、考えて。

僕は弟の寝息と、お母さんが弟に付き添っているのをみて、毛布をかぶった。

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またやったわ。すみません。今日は、12時くらいにもう一度更新します。
こんにちは。18:45

3/4/2026, 10:45:09 AM

ー部屋に残された手紙ー(大好きな君に)

もう、僕は君の前にいないかもしれません。
でも、なにかに、残しておきたいと思って、僕は今…。

支えてくれて、ありがとう。
いつも、甘えてごめんね。

書き出したらキリがない思い出も、結局みんな、この言葉に集結します。

読まれないかもしれません。
引き出しの、誰も知らないところに隠すつもりです。

逆に、見られたくないのかもしれない。
この手紙は、情熱的な愛を歌ったラブレターではないから。
いつまでも情けない僕を、
しょうがないって、思わないで。

最後になりましたが、僕は君が好きでした。
もういなくなる僕に、思われ続けるのは気持ち悪いかもしれないから…。
僕は、君が好きだって胸を張れない。

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おやすみなさい。19:45

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