『I LOVE...』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【I LOVE…】
人に執着する事なんて、無いと思っていた。
他人に興味は無かったし、特に深入りしたいと思った事も無い。
逆もまた然りで、僕自身他人に踏み込まれたくも無い。
相当排他的な性質なのだと、我ながら思う。
なのに―――全部を捨てるのが急に怖くなって。
いつからだろう?
たった一人で良い、『愛したい』と思うようになった。
そしてこの喉の渇きにも似た思いを、君はその持てる全てで潤そうとしてくれる。
けれど決してそれが満たされる事は無くて。
どうしてだろう?
君の事は好きなのに。
……ゴメンね。
本当はちゃんと、君を愛してみたかった。
【I Love...】
月はどっちに出ている?
東か西か
紙の月だとしても
君と見るなら綺麗なんだ
偽りでも構わない
君と見るから綺麗なんだ
2月14日。
バレンタイン当日。
通学で冷えた手を擦りながら教室の扉を開くと
「ウィーニードチョコレートォ」
下手くそな英語が教室中に響いた。
何事かと目を走らせると、クラスでもヤンチャな部類に入るクラスメイト複数が、女子のグループと駄弁っている。
どうやら先ほどのヘッタクソな英語は、女子グループにチョコレートを強請っていたものらしい。
そう理解した端から、テンションのあがった男子共によるウィーニードチョコレートの合唱が始まった。
多分俺は教室を間違えたのだ。そうだ、そうに違いない。
俺は教室に入らず、静かに扉をしめた。
廊下の教室プレートを見上げる。
1−8
残念ながら自分の教室だ。
おいおい、仮にも選抜クラスだぞ。
同級生がヘッタクソな英語で女子にチョコレートを強請っているとはどういう状況だ。
ズキズキと痛むこめかみを揉みつつ、いやいや扉を開ける。
騒いでいる男子達に近寄らないよう細心の注意を払い、気配を消しながら自分の席へと着く。鞄からスマホとワイヤレスイヤホンを取り出し、装着。
アプリをいじって爆音で音楽をかける。
面倒事には関わらない。
これが俺の処世術であり、この動物園のような状況を切り抜ける唯一の方法だ。
俺は爆音の音楽に身を委ねた。
放課後。
今日も今日とて、屋上で寛ぐ。
学校という場においてこの時間が一番気楽かもしれない。
今日は彼女も屋上にいる。
こうして会うのは久しぶりだ。
「そう言えば今日、あんたの教室からヘッタクソな英語もどきが聞こえてきたんだけど」
なにかあったの?
そう言って、彼女は冷ややかな目でコチラを見た。
冷めた目で俺を見ないで欲しい。
俺は無関係なのだから。
今朝の事を包み隠さず素直に話すと、彼女は苦笑を漏らした。
「まぁ、あの大合唱にあんたが交じってるとは思ってなかったけどね。バレンタインって、そんなに男子にとって意味あるものなの?」
「さあ?俺にはさっぱりわからん」
「あんたらしいわ」
「そうだろう」
「自慢気に言う意味がわからない」
彼女とのこういう気楽な会話は楽しい。
…ん?俺今なんて言った?
自分の言葉を思い出そうと頭をひねっていると、ラッピングされた箱が目の前に差し出された。
水色の包装紙に青のリボン。
手のひらより少し大きい箱。
ドキっと心臓が跳ねる。
コレは、もしかして…。
「あげないわよ」
彼女の素気ない言葉が俺を刺した。
グサリ。
刺された心が痛い。
「…じゃあ、何だよコレ」
「I love chocolate♪」
彼女は綺麗な発音で歌うように言うと、リボンをシュルリと解き、包装紙を取った。
パカリと箱を開くと美味しそうなチョコレートが並んでいる。
「一緒に食べましょ」
彼女は猫のような笑みを浮かべて、チョコレートを一粒口に頬張った。
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we need chocolate
「I love chocolate♪」
【I LOVE…】
君に出会うために
生まれてきたのだと
納得してしまうくらい
僕は君のことが本気で好きだ
生きる理由が見つからなくて
途方に暮れていたころもあったけれど
君が現れてからはずっと
気持ちが昂っている
いつも無気力だった僕が
毎日笑って前向きに過ごせているんだ
僕が僕でなくなるようで怖かったけれど
同時に楽しみでもあるんだ
僕自身や僕と君の関係は
これからどんな風に変わっていくんだろう
君が僕をどう思っているのかは
まだ分からないけれど
僕は確かに
君を愛している
「I LOVE」って聞いたら、次にくる言葉は「You」という単語が1番に思い浮かぶ。
けれど、答えは1つだけなんて、だけにも教わらなかった。本が好き、音楽が好き、ピアノが好き、フルーツが好き、学校が好き、夏が好き、もちろんあなたも、けど1番好きでいてあげなきゃいけないのって、自分なんだと思った。
自分を好きでいて、大切にできて、愛せて、いつでもマイペースで、そうでなくちゃ、本も音楽も、ピアノもフルーツも、学校も夏も、そして、あなたも愛せないと思った。
と言ったって、自分を好きになって、大切にするのは案外難しかった。どうしても、あなたが優先になっていた。けど、みんなそうなんだって思った。
そうやって、自分を愛せずに苦しむのも、自分を傷つけてしまう、1つの方法なんだと知った。
自分の好きなところなんて、片手で数える程しかない。けど、今落ち込むのはまだ早い。早すぎ。
何でもいいの、絵が上手、話すのが好き、聞くのが好き、好きな人の横にいるのが好き、夢を見るのが好き、別に、目立つことをやってなんて、きっと誰も望んでないから、できることからやって見て、それを伸ばせば、自分に自信がつくのかもしれない。
それが上手くいかなくたって、挑戦することに限りはなくて、なんでもやりたい事に、今すぐ挑戦できるのが、自分の凄いところで、偉大なところで、計画を立てて慎重に始めるのも、どちらも自分の素晴らしいところなんだ。苦手を克復する前に、好きを伸ばして、誰にも真似出来ないことをやればいいんじゃない?
美しいのは、宝石でも、花びらでもなくて、自分の持っている、綺麗な心だと思う。
I LOVE Me
そう言える日が今すぐじゃなくても、何年後でも良いから、いつか来てくれたら嬉しいな。
# I L OVE
私の中の愛
何かが欠けてる…
愛されることばかり望んで
愛し方を知らない
愛することをわからないから
愛されることが怖くて
受け止め方がわからない
逃げてばかり 避けてばかり
この手で抱きしめたいのに
I L OVE きっと
My L OVE いつか
抜け落ちたカケラを見つける
明日を信じて
『I LOVE...』
I LOVE YOU.
一度は言われてみたい言葉。
人に愛されたいなら
まずは自分のことを愛さなきゃ。
誰かが私を愛してくれる以上に
私は私を愛す。
I LOVE ME.
お題 I LOVE…
私は好き……という意味らしい。だから私が好きなものを書いていこうと思う。
まずは推しの事を……私の推し、今年デビュー50周年のTHE ALFEEだ。
三人の個性ぶつかるハーモニー。舞台、照明、音響ととても素晴らしい。
一切手を抜かないライブパフォーマンス。
様々なジャンルを網羅した多様性のある楽曲。
上げれば切りが無い。
最近私は、筋トレに目覚めた。鈍った身体を動かす事が好きになっていった。
四十代を過ぎて、少しづつ体力が落ちていくのを感じたからだ。
筋トレをすると錆びた身体に油をさしたかのように動けるのだ。
そして花が好きだ。生花を飾ると辺りが華やいでくる。気持ちが和む。造花ではそうはいかない。
私は好き……を、もっとたくさん見つけたい。
I LOVE セクシー田中さん。
この漫画は永遠に不滅に残る
Brett&Butterも砂時計も、Peaceも。
今日は あなたがいないことに、哀しみを覚えた日。
Official髭男dismさんの𝑰. 𝑳𝑶𝑽𝑬は
ほんといい曲ですね!
Official髭男dismさんは心を動かす曲を
沢山歌っています
久しぶりに聞いたなあ
4年前の歌だと初めて知りました笑
どれだけ聞いても聞き飽きないですね。
「I.LOVE」
I.LOVEをわざわざ𝑰 𝑳𝑶𝑽𝑬と
書いた自分が今も謎です笑
アイラブ野球 ラブ洋音楽
シェイスタジアム…♪
ビリー・ジョエル&ポール・マッカートニー
素敵でした!
テレビで放送されると知らずに…♪
昨夜テレビONした瞬間に…♪
テンション上がる上がる🍀
アドレナリン上がる上がる🍀
あれは10年よりも前だよね✨?
ニューヨークメッツ本拠地
元ロッテ小宮山さん?元西武で楽天リトル松井稼頭央さん?
日ハム新庄剛志監督!
メジャーパイオニア野茂さんの相方マイクピアザ♪
…♪🍀
ミーチャンに歌いたい!🌠
ピアノマン歌いたい!🌠
ロング&ワインディングロード歌いたい!🌠
I love youを歌いたいのです😅😹!🌠🍀
そうだ…
日比谷野外音楽堂がもう役目を終えるらしい…
後2年も無いとか…
ミーチャン行きますか?日比谷公園行きたいね✨🍀
僕の腕の中で歌いたいたいね…♪
『 I LOVE…』
好きなひとの背中を見ながら
シャーペンを走らせた
"告白"は
キャンパスノートの罫線の上で
立ち止まったまま
綴じてある
# I LOVE…
I Love...と見た時、「I Love You」より先に、
「I Love Chocolate」などが出てくるまでひねくれてしまったという現実を知ってしまった。私にも「I LoveYou」が1番に出てくる時期があったことは確かなのに!!
気付けば、幼稚園の頃憧れた2つ上の唯一仮面ライダーが嫌いと公言していた男の子以来、好きだと一途に伝えたことなんてなかったかもしれない。私は日々常々、結婚したいなどと言ったり、理想の結婚式について友達とお話ししたりているが、結婚だなんて夢の夢なのかもしれない。何より私は、男子よりも女子に大切にしてもらえる方だったようで中学校3年間、異性で1番たくさん話したのは、修学旅行でバスの席がお隣だった子か、半年間委員会で一緒だった子かまたは部活の後輩の3択だと思う。こんなさみしい現実だったとは。自分で書いていて虚しくなってくる。こんなふうに淡々と書いてきたが、華の高校生になったら絶対彼氏作って、バカにしてきた後輩を見返してやりたいと思う。
今はまだ、「I Love...」を見たらいつもバカ話したり、ワイワイしたりする友達を「...」の中に入れたくなる私である。
I LOVE
と書いて『あなたが好きです。あなたを愛しています』
というのはストレートすぎるのかも、と少し考えてみる。
とてもシンプルで単純な言葉だが、少し変えるだけで意味付けが変わるからだ。
I LOVE YOU
I LOVE TIME
と、少し加えてみる
これで【あなたを愛しています。あなたと過ごした時間も含めて】と読めないかなと
「もうそろそろバレンタインかぁ」
私はひとり、そう呟きながら料理途中にスマートフォンで日付を確認する。
一月二十九日。
今月も、もうすぐ終わる……歳を取ると、なんだか日々があっという間に過ぎている感じがして怖い。
「チョコの季節だなぁ? 今年はどんなの買おうか?」
そんな気持ちを無視して、あるいは誤魔化すように、チョコを催促する声が出る。
「いやいや、スーパーのでいいじゃん、安いし。板チョコ最高」
「でも、去年は変わり種買ったからなぁ……結構美味かったし」
「あれクソ高かったよね……季節もんだからしゃーないけど」
調理していた料理が出来上がり、私は事前に用意していた器に盛る。
「なんか、少ない?」
「思ったよりボリュームが……ま、味が良ければ結果オーライ」
一人暮らしを始めて数年経つけれど、料理はまだまだ苦手な分野だ。
私は自分の苦手分野を把握しているから、こうやって『結果オーライ』と言えるが……夕食が他人に出せる料理となるのは、ずっと遠い未来の話な気がした。
「いただきまーす」
パソコンの前に座り、夕食を取る。
もうすぐバレンタイン。
今年はどんなマイチョコを買おう。
……時間の流れを速く感じるようになってから、日々の特別感も薄れている気がするし。
ああいうイベントの日くらいは特別感を出した方が、楽しくなるかな。
「やっぱ買うか……お高いチョコ」
「じゃあ調べないとな。この時期なら、もう告知サイトとか出てるだろうし」
買うと決まればあとは早かった。
私の好むチョコはひと粒があまりでかくないミルクチョコ。
味よりも見た目重視、チョコなんてみんなただ甘いだけのお菓子だ。
「……やっぱ、自分だなぁ」
私が発したその言葉の意味も、私はわかっている。
誰よりも知っている。
誰よりも、理解できる。
「婚期を逃しても? 老後に孤独死したとしても?」
「……寂しいけど、仕方ないよねぇ」
こんなにも自分を理解し、尊重し、大切にできる人なんて……他にいない。
その確信がある。
なぜなら、私が他人をここまで理解し、尊重し、大切にできたことなんて一度もないし。
できる気がしないからだ。
「これからも、死ぬときも、死んだあとも、ずっと一緒、苦にならない……そんな都合のいい他人を求めるのは、なんだかなぁって思うし」
「要求スペックが高いよなぁ」
「うん、やっぱ必要なスペックがかなり高くなると思う。現状でも私は結構満足してるんだし……これ以上求めなくて良くない?」
それに……と私は言いかけて一度、口を閉じる。
他人にとってはきっと、こんな考え、一般的ではないのだろう。
大抵は、一生側にいたい大切な人がいるか、見つかってはいないけれどもそういう人が欲しいと思うのだろう。
少なくとも、普通なら大切な人のポジションに自分自身という存在は置かないだろうな、と思う。
私は一般の範囲を逸脱している。
……それでも、私はこの言葉を口にする。
「それに、私は私が大切だから。私のためになることをしたいなぁ」
私は小さく苦笑する。
ちょっとおかしいことだよなこれ、とわかっているから尚更だ。
だが、それでもいい。
たとえ、この気持ちを一生、誰とも分かりあえないとしても。
私は私を愛してるから。
I LOVE...
手当たり次第に顔を出しては振り向いてくれないことばかりが続き、僕は一体なにがしたいのだろうとわからなくなってはその気持ちをごまかすようにまた新しい環境に身を置く。
僕はどれだけの時間を費やしたのか。愛したいのは愛されたいからで愛しているのは愛を探している自分。愛したいものを探さなければならない苦しさをどうやったら手放せるのだろう。
条件がついただけで脆くなってしまうその名のついた不透明な確かさはいつだって僕を苦しめる存在だけどその不透明だけど確実に存在するそれのいつだって手の届くところに存在する盲目さに救われたい。
⒊I LOVE
私は禁断の恋をしている。
私は生徒、彼は先生
でも、私は愛に年齢、性別、対象、立場なんて関係無いと思っている。
だって“その人自身とはなんにも関係無いから”
年齢なんて生まれた年、性別、立場なんて決められない、対象は自分自身で決めるのだから。
そこに他人が入る隙間なんてものは無い。
だから今日も私は声を掛ける
ガラッ…
「失礼します、遥人先生!」
「ああ…よく来たね、陽太君」
年齢も性別も、立場も名前も。全てを忘れてしまった
私の初恋に。
でも、“LOVE”は
お互いの気持ちが同じ位でないと成り立たないものだと知っている。
「私」と気持ちばかりが大きくて、肝心なことは言えないままだ。
/お題「I LOVE...」より
ILOVE...
あなたのことが好き
働くのも好き
食べるのも好き
学ぶのはもっと好き
そんな自分のことが大好き
いつだって 私は私を愛せる
I LOVE YOU
とまでは言わないが、
異性から好意を言葉で伝えられてみたかった。
今はもうすぐアラフォーなので、もう遅い。
(I LOVE...)